利用者さんのページイラスト   このページでは、ふる里の
  利用者さんからのお手紙
  などを、御本人の了承を得
  て、掲載いたします。


2004年9月22日: 在宅療養4年目を迎えて 尼崎市在住Mさん
主人は、頸髄損傷・四肢麻痺・呼吸筋麻痺で人工呼吸器を付けています。13年間の病院生活にピリオドを打ち、尼崎医療生協病院の診療所が往診をしているとのことで、藁にもすがる思いでお願いしました。
 週1回先生の往診があり、週2回1時間訪問看護師さんが来てくれます。24時間何時でも連絡が取れすぐに来てもらえる体制になっていることを知り、安心しておまかせすることにしました。
 先生は、何時も「何か不安なことはないか」、「調子はどうか」など心配りをしてくれます。看護師さんたちも皆ベテランの方たちで、私も安心してお願いしています。
Mさん夫婦の写真
 家に帰って、2ヶ月くらいした時、胃潰瘍になり吐血しました。その時も、看護師さんがずっと傍に居て下さいました。先生もすぐに往診に来てくれて、結局入院し10日間で退院できました。また、その後も胆石で入院したことがあります。首から下は痛みを感じないので、高い熱が1週間近く続き、看護師さんが毎日点滴に来てくれました。原因が分からず仕方なく入院し、検査の結果胆石と分かり手術を受けました。困った時にすぐに入院できるのも心強かったです。
 それから3年間、大きな病気もなく、時々熱は出ますが、何時でも先生が駆けつけてくれるのでナースセンターが少し遠くにあるというような感覚で、とても安心して日々を送っています。
 床ずれの時は皮膚科の先生が、尿の異常の時は泌尿器科の先生が往診してもらえます。歯医者さんも往診してくれます。先日も、1本、差し歯を入れてもらいました。
 13年間入院している間、娘たちに助けられながら24時間ずっと病室で付き添っていました。家での療養は、本人は勿論、私も家事をしながら好きな食べ物を作ってあげられますし、主人も新聞を読んだり好きな時間にテレビを見たり、時々私と喧嘩もします(声は出ませんが、口の動きで読み取れます)。
 孫や子供たち。家族と一緒に過ごせることが、入院から在宅療養になって一番嬉しかったことです。感謝の日々です。
 生きて再び我が家に帰ってこれるとは夢にも思っていなかっただけに、この制度が今後ますます充実・発展し、在宅療養を希望する人が一人でも多く活用できるように願わずにはいられません。

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