=====2009年9・10月号=====

・生協強化月間
 医療生協をいのちとくらしに活かす大運動
・医療生協の班会がある暮らし
 それは健康と安心のある暮らしです。
・みんな健康 組合員交流会
・いまこそ憲法を活かした世直しを!
・核兵器廃絶のうねりを
  募金へのご協力ありがとうございました
・総合内科 患者の訴えから診療を開始
・ワンダフル尼崎[10]
  南部再生プランの実現で愛着がもて、安心して住み続けられる街を
・にじのコーナー
  西昆陽支部、浜田・崇徳院支部、戸ノ内支部、生協歯科
・アスベストからいのちをまもる[15]
  労働基準監督署がクボタに「アスベスト飛散防止」をたびたび監督指導
  尼崎アスベスト訴訟第12回弁論

・虹のネットワークめぐり[10]
  「高齢者にやさしい診療所」を目指します!
・ヘルスアップ体験
  健康習慣で心も身体もイキイキ
・プロジェクトA[3]
 尼崎医療生協の明日を担う人々の物語
・虹のネットワーク[社会福祉法人 虹の会]
  あまの里4年目を迎え300人の夏まつり
・いきいき 虹の健康レシピ
  甘酢炒め
・知っているようで知らない健診Q&A
・お知らせ

  市民公開講座のお知らせ
  09年度 WHOウォークイベント
  ふる里文化祭
  第23回 尼崎高齢者大会
  第12回 潮江健康福祉まつり
  インフルエンザ予防接種集中日のお知らせ
  尼崎医療生協病院[無料]患者個別送迎のご案内

 

生協強化月間
医療生協をいのちとくらしに活かす大運動



新班のようす(稲葉支部)

4つの重点で組合員・地域に役立つ生協を
 10月〜11月にかけて全国の生協で生協強化月間がとりくまれます。尼崎医療生協では、1)支えあい対話、2)班づくり、3)健診受診、4)仲間増やしと出資金増資を重点にとりくみます。
 100年に一度といわれる経済危機を受けて、従来にない規模で「くらし」の崩壊がすすんでいます。少子高齢化も進行し、一人世帯が増え、孤独死も後を絶ちません。このような情勢を受けて、医療生協は「支えあい対話」大運動を柱にとりくんでいます。
 4つの重点の総合的実践で、地域に役立つ医療生協づくりを前進させましょう。

4つの参加で、医療生協の活用を
(1)医療生協は地域の健康とくらしのセンターです。相談だけでも、気軽にお近くの事業所にお越しください。
(2)健康づくりと助け合いの仲間づくりを班会ですすめています(詳しくは2ページに掲載)。ぜひ、お試し班会を開いてみませんか。
(3)仲間(組合員)と出資金増資が医療生協の事業を支えています。無料・低額診療事業のとりくみや、無料患者送迎に生かされています。
(4)特定健診、後期高齢者健診では、組合員特典があります。安く質の高い組合員健診を受けましょう。

特定健診に組合員特典があります!
※同一世帯家族も組合員特典を受けられます
1)血液検査項目を多くしています(A1Cやアルブミン等)
2)心電図を無料で追加しています
3)大腸がん検診(便潜血検査)も自己負担なしで追加

特定健診と一緒に受けたい制度検診
○尼崎市胃がん検診(胃レントゲン)
 40歳〜64歳 2,700円
 65歳以上   1,100円
○肝炎ウイルス検診(同検診未受診者に限る)
 40歳〜64歳 600円
 65歳以上   300円

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医療生協の班会がある暮らし
それは健康と安心のある暮らしです。

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みんな健康 組合員交流会

●日時 2009年9月27日(日)10時〜13時
●場所 インキュベーションセンター
    (最寄り駅は阪神出屋敷駅もしくは阪神センタープールから徒歩7分)
●内容 健康やエコをテーマにした学習会や医療生協の班活動が体験できる企画を準備中。

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いまこそ憲法を活かした世直しを!



「人間らしさ」を失った社会
 7月18日、土曜の昼下がり、200人もの方が参加した「世なおし学習会」。昨年、アメリカに端を発する経済危機が、日本にも直撃。労働者の解雇、「派遣切り」が横行しました。
 構造改革は、労働、医療、福祉を市場主義にさらし、「人間らしさ」を奪いました。社会保障が「ズタズタ」の日本では、職を失えば、急降下で、住まいも失い、路上生活を余儀なくされます。
 学習会では、木下直子氏(「全日本民医連「いつでも元気」編集部」)の東京・日比谷での「派遣村ボランティア体験」、二宮厚美教授(神戸大学)からは、アメリカ発・世界同時不況の背景、「派遣村」の意義、医療生協が取り組むべき課題について話されました。

憲法を(生活)に活かす
 二宮教授は、「派遣切り」が示す、弱者切り捨ての政治・社会経済の現状をわかりやすく解説し、世界同時不況はなぜ起きたかを話されました。
 講演では、平和憲法がある日本だから、アメリカのように貧しい人は軍隊に入るのではなく、25条を前面に出して活かした「派遣村」ができたといいます。9条や25条のないアメリカでは、住居や仕事、医療、国籍までも、貧しい人には手に届きません。手に入れるには軍隊へ入るしかなく、入隊すれば、アフガンやイラクなど最前線に派兵されます。日本は憲法により健康で人間らしい生活が保障されています。生活保障は国家の責任なのです。「派遣村」は、25条を根拠にした生活保障への行動、闘いであり、生活保護制度を積極的に活用する実績を作りました。

消費税は医療や介護に使われない

 1989年に消費税導入、97年は5%へ引き上げられ、20年間で213兆円もの消費税税収がありましたが、医療や福祉は切り捨てられ、毎年2200億円の削減により、医療、福祉にではなく、実は大企業減税の穴埋めに使われたのです。医療や介護はよくなるどころか、自己負担は増え、医療・介護崩壊の事態を引き起こしました。「福祉目的」がまったく「口先だけ」だったのでした。

人間を大切にできる(政治)へ

 「派遣村」は憲法を前面に出した闘いであること、「いのち」を担保にするのではなく、「いのち」を大切にする平和憲法の力、9条を守り25条で生きる政治のありかたを確認してくれるものでした。
 参加者からは「日本が今の平和憲法を持っている値打ちが本当によく分かった」「財界・大企業優遇の税制や景気対策(エコ減税、エコポイントなど)のカラクリがはっきりした」などの感想が寄せられました。


神戸大学教授 二宮 厚美

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核兵器廃絶のうねりを
募金へのご協力
ありがとうございました



原水爆禁止世界大会in長崎

 8月7日から9日にかけて、長崎で原水爆禁止世界大会が開催されました。尼崎医療生協からは、支部と事業所から計5名が代表として参加しました。参加された方からは、「全国から多くの参加に驚いた」「命を大切にしないといけないと思った」「若い人達からパワーを貰った」「とにかく感動しました」などの感想を頂きました。
 今年は、オバマ大統領効果があったのか、世界各国からの代表や全体の参加者が昨年を上回ったということでした。オバマ大統領が「核兵器のない世界を目指す」と表明したことにより、核兵器廃絶へ大きな一歩を踏み出しました。現在、来年5月の核不拡散条約(NPT)再検討会議(※)にむけ、世界各国で「核兵器のない世界を」の署名が集められています。核兵器の恐ろしさを身をもって経験した日本から、草の根から核兵器廃絶の扉を開くうねりを作り出しましょう。尼崎医療生協では2万筆を目標に取り組んでいます。ぜひ、ご協力を頂き、みなさんの力で日本を、世界を「CHANGE」させましょう。



国民平和大行進
 国民平和大行進とは、核兵器廃絶を訴えて全国から広島へ向かって歩く行進で、50年以上続いています。
 7月7日には、国民平和大行進が兵庫県入りし、16日に岡山県に引き継ぐまで行進しました。全国通し行進者の中には、20代前半の若者の「飛び入り参加」があり、活気のある行進となりました。
 尼崎市内の行進では数多くの参加がありました。行進沿道からは次々と募金が届けられ、三和商店街でも、多くの方から激励の声が次々とかかりました。
 尼崎医療生協からは事業所・支部合わせ約100名の参加があり、毎年行われる湯茶接待をし、行進を出迎えました。
 2010年核不拡散条約(NPT)再検討会議に向けて、「核兵器のない世界」を求める大きなアピールができたと思います。

※(核軍縮を目的に、アメリカ合衆国、ロシア、イギリス、フランス、中華人民共和国の5カ国以外の核兵器の保有を禁止する条約)


ノーベル物理学賞を受賞した益川敏英さんより
尼崎医療生協に寄せられた色紙



白井尼崎市長より寄せられた色紙

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総合内科
患者の訴えから診療を開始

尼崎医療生協病院 内科 中田 均医師



患者のニーズに応じて診療開始
 現在、尼崎医療生協病院の内科急性期入院を主に担当している2階東病棟の医長として勤務しています。私の専門分野は「総合内科」です。「総合内科」では、特定の臓器や疾患に偏らず、患者のニーズに応じて心理・社会的な問題にも目を向け、患者の訴えから診療を開始します。
 例えば、一人暮らしの80代女性が手足のむくみと息切れを訴え来院されたとします。まずは医学的な側面から全身性浮腫と労作時呼吸困難について、心臓・腎臓・肝臓・貧血や内分泌性疾患など幅広い鑑別疾患を考えながら、問診や身体診察、各種検査を行い診断・治療を行います。特定の臓器障害と分かり、専門的な医療が必要な場合には院内の各科医師と相談したり、専門医療機関への紹介などを行います。病状が改善し退院を控えた段階になると、退院後に必要な介護や医療のサービスを調整するために退院前カンファレンスを開催し、継続的なチーム医療が行えるように調整を行います。

総合内科の「3本柱」
 当院は関連診療所を多く抱えた中規模病院であり、入院患者も多くの問題を抱えた高齢者が多いため、必然的に全ての医師が総合的に考える医療を行っていますが、よりスムーズに医療が進められるように尽力したいと考えています。
 また診療・教育・研究を「総合内科」の3本柱と考えており、研修医教育にも力を入れています。研修指導では、日々のカンファレンスや回診などを通して、世界中どこに行っても通用する基本的臨床能力を獲得することや、患者を中心とした「根拠に基づく医療」を実践することを目標にしています。
 教育・研究については、診療以上に利用者様にご協力いただくことが多いかと思いますがよろしくお願いいたします。

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[10]
「まちづくり」にがんばる人びと

南部再生プランの実現で愛着がもて、
安心して住み続けられる街を

尼崎南部再生研究室 若狭健作さん


尼崎運河をクルージング

 尼崎公害患者・家族の会(松光子会長)が1996年7月、「後世にのこそう美しい運河のまち―尼崎南部再生プラン」を発表。この「プラン」を具体化しているのが尼崎公害訴訟の和解金の一部を活用して2001年3月に開設した「尼崎南部再生研究室」(あまけん)の若狭健作さんたちのグループ。400人の会員が活動を支えています。
 尼崎南部の情報を発信する『南部再生』の発行、「尼いも」の復活と普及、尼崎の産業遺産・「運河」の再生に取り組むクルージングプロジェクトなど、多彩な取り組みをすすめています。「尼いも再生」は軌道にのり、尼いも料理のレシピも紹介され、焼酎「尼の雫」として販売されています。
 尼崎漁協(築地)の協力を得て、運河の深さや安全性の確認作業を続け、これまで10数回の尼崎運河のクルージングに取り組んでいます。2007年4月に「尼崎運河再生プロジェクト」が国土交通省に認定され、「ゆめ」が形となってきています。今年、6月6日には140人がクルージングを楽しみました。

尼崎の南部や運河のことをもっと知ってほしい
 市民にとって、尼崎の南部は「身近な存在」ではありません。運河があることすらあまり知られていません。今年10月11日(日)に、第2回尼崎運河博覧会(うんぱく)に取り組みます。運河のクルージングを企画の「目玉」にする予定です。南部の海岸が、市民に開放されることもめざしています。
 運河クルージングは、両岸に並ぶ工場群やパナマ運河方式の閘門(こうもん)などが圧倒的な迫力で迫ってくる様子を眺めながら航行し、きれいになった水質や潮風を体感できます。
 若狭さんたちは「尼崎に愛着がもて、安心して住み続けられる街」をめざし、「尼崎の魅力を多くの市民に知ってもらいたい」と発行してきた情報誌『南部再生』は33号を重ね、尼崎信用金庫の各支店、郵便局などにも置かれており、毎号1万部を発行しています。「尼崎南部再生研究室」は、会員の会費で継続しており「財政的に厳しい」と、会員をもっともっと広げたいと呼びかけています。

連絡先=尼崎南部再生研究室(06-6438-1852)年会費1口1千円から、ゴールド会員1万円から


(左から)香山明子さん、若狭健作さん、綱本武雄さん

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お友達を誘い合って班会
心と心がつながる班会
西昆陽支部 新班「ひまわり班」 飯泉 新子



 運営委員会で、「新班を作ろう」という話が出ていましたが、なかなか前に進まず、日だけが過ぎて行きました。
 そんなある日、運営委員会で、ブラウスに自分で作ったピエロのアクセサリーをつけて行きますと、ある運営委員さんから「大島の布でかわいいね」と声がかかりました。
 これを班会にできないかと思い、支部長の磯田さんに協力をお願いし、出資金を集金されている方へ呼びかけてもらい、班会を開くことになりました。
 場所は、訪問看護ステーションわかば2階、当日は13名の方に参加して頂き、みんなで助け合い、よき作品ができました。ピエロ人形を見せあいすると、糸によって顔が笑ったり、下向いたり、泣いたり、様々な人形ができました。
 心と心のつながりが、こんなに嬉しく喜んでもらえて皆様に感謝致します。また、定期的に参加者が楽しんで頂ける班会を開きたいと思います。

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お試し班会で健康チェック
浜田・崇徳院支部 お試し班会



 地域班づくりをめざし会場探しをしましたが、なかなか会場が見つからず困っていたところに、蓬川町にある新築マンションの理事長より会場提供の申し入れがあり健康チェックを計画。
 当日はマンションの保育ルームに机、イスを運び込み会場設営。健康チェックには、運営委員さん、配付協力者さん、初めて参加された方など10名が参加。参加者の中には娘さんに「健康チェツクがタダだから」と促され加入もありました。
 健康チェック後、ナニワ診療所の松堂トレーナーを講師に転倒予防体操も行いました。
 マンションの理事長より定期的な健康チェツクの希望もあり、配付協力者さん同士で班を作ろうと話し合いました。

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若いお母さんを誘って「虫除けアロマの教室」
戸ノ内支部



 8月7日に戸ノ内支部主催で「虫除けアロマの講習会」と「夏に注意!子どもの病気」の学習会を行いました。
 子育て中のお母さんにも医療生協の運動に参加してもらおうと呼びかけると、「わぁぜひ聞きたいけど仕事が…」反響は良いけど参加はふるいませんでした。
 講師は、プロのセラピストの青島さん、「少しでもアロマの良さを広めたい」と快く引き受けてくださいました。柔らかくて優しいお話の中にも熱意の伝わるお話でした。安全な虫除け効果とやさしい香りにいやされました。

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夏休み歯科探検隊
生協歯科

 7月28日、8月4日に生協歯科2階の教室(会議室)で、夏休み子ども歯科探検隊を開催、小学生9人が参加。
 まずは、診療チェアー、レントゲン室など診察室を探検。その後、歯の話(虫歯、歯の生え変わり、歯の磨き方など)、歯型づくり、染め出し、顕微鏡でバイ菌を見たり、清涼飲料に含まれている砂糖量を調べました。
 「顕微鏡でみたバイ菌が気持ち悪かった」「レモン汁(市販)に歯をつけたら溶けた」「ジュースに砂糖がいっぱい、びっくり」「歯型つくり楽しかった」など感想をいただきました。

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第26回武庫地区おやこまつりに、武庫、武庫之荘、西昆陽支部から健康チェックを担当。生協歯科からはフッ素塗布と歯みがき指導   戸ノ内支部「納涼の夕べ」診療所前の公園で、子どもから高齢者まで小さいけれど楽しいお祭りでした
     
 
南武西支部平和バザー(生協病院前)。原水禁世界大会へ代表派遣カンパ箱に入院患者様からのカンパも   阪神土建西宮夏祭りでも健康チェックが大盛況。生協病院(情報室)から職員3名が応援に
     
 
老健ひだまりの里「夏まつり」。利用者様とその家族が一緒に夏を満喫。80人近いボランティアが協力   南武庫支部の日帰り温泉ツアーに28人が参加。不死王閣の温泉と近くのお寺であじさいを楽しみながら交流
     
   
高須支部の介護保険学習会に15人参加。介護現場の現状、課題などを「ひだまりの里」藤岡事務長が報告    


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[15]
労働基準監督署が
クボタに「アスベスト飛散防止」を
たびたび監督指導
尼崎アスベスト訴訟第12回弁論



第12回弁論報告集会

  7月10日、神戸地裁・尼崎アスベスト訴訟第12回弁論で、原告弁護団は、クボタがアスベストを飛散させて周辺住民に多大な被害を与えたことを、クボタ内部資料や労働基準監督署の指導文書、周辺住民の証言、アスベスト飛散に関する疫学的研究成果である「車谷・熊谷論文」等を用いて全面的な反論を行いました。この日、大雨注意報が出されている中でも90人が傍聴し、原告を激励しました。

「自動化・密閉化し、石綿を近隣に飛散させていない」
(クボタの主張)に反論

 被告クボタは、石綿製品の製造工程で「遅くとも1964(昭和39)年末頃までには各工程の自動化・密閉化がほぼ完成していたし、屋内作業なのでアスベストを近隣へは飛散させていない」とし、「責任はない」と主張しています。
 これに対して原告弁護団は、クボタがアスベストを周辺に飛散していたことを示すため、@尼崎労働基準監督署がクボタに対して昭和35年から昭和61年の間に、アスベストの飛散対策を繰り返し求めていた、Aクボタの「作業環境測定結果報告書」でも高濃度のアスベスト飛散が推認できる、Bその「報告書」に換気のために窓や扉を開放していたとあり、アスベストが自然風によって近隣に飛散していた、と反論しました。
 さらに、クボタの真南にある「ヤンマー」で青石綿が検出されたことを証拠として示していますが、クボタの近隣で青石綿(毒性が一番強いというアスベスト)を使用していた工場はクボタ以外になかったことから、ヤンマーから検出された青石綿はクボタからの飛散であること、昭和20年代からクボタ近隣に居住の多くの住民がクボタから飛散したと思われるアスベストを含んだ粉塵を目撃していることを具体的に示しました。

「中皮腫患者の多発はクボタのアスベストが決定的」
 また、原告弁護団は、証拠として提出している「車谷・熊谷論文」(アスベスト近隣曝露による中皮腫の危険性の調査・2008年6月)から、クボタ周辺地域の中皮腫患者多発の原因として、同工場で使用のアスベスト、特に青石綿が決定的役割を果たしたことを強調しました。

次回の裁判は、クボタの「反論」の遅れから延期となり、10月23日(金)となりました。

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[10]
「高齢者にやさしい診療所」を
目指します!

本田診療所 所長 高松典子



 全国に病院、診療所をもつ日本生協連医療部会は、地域における高齢者の健康を守るプライマリ・ヘルスケアの先進的な役割を果たすことが強く望まれており、WHO(世界保健機関)の提唱するアクティブ・エイジング(人が年を重ねてもいきいきと活動的な生活を送ることのできる社会をつくること)を推進するため、教科書を翻訳し、高齢者にやさしい診療所になるための方法について議論を重ねてきました。そしていよいよ今年は全国12か所の診療所でその実践的な試行の年です。尼崎医療生協・本田診療所も、この取り組みに賛同し、参加しています。

生き甲斐を持ちつづけるお手伝いを
 年を重ねても、できるだけ社会や家庭の中で人と関わり続け、役割と生き甲斐を持って生活したいという願いは、多くの方に共通したものではないでしょうか?
 地域の皆さんが、できるだけ健康に過ごし、病気や障害があってもそれらとうまくつきあいながら、安心して生活できるためには、みなさんの身近にある本田診療所も重要な役割を担っています。
 人は最後まで成長することができると言われています。老いとどう向き合うか、どのように生と死の問題をとらえるかなどは永遠のテーマと言えます。
 本田診療所のある大庄地域のご高齢のみなさんは本当に元気があり、自分のペースを守って暮らしておられる方が多いと思います。地域の方々が、その人に与えられた人生を前向きに生きていかれるよう、少しでもお手伝いをさせていただきたいと願っています。

正常な老化について学習ふかめ
 現在は、西本広樹医師をチームリーダーにして、毎月診療所全スタッフが参加した学習会を開催しています。正常な老化について若いスタッフも学び、視力や聴力、関節の固さなど道具を用いて疑似体験したり、高齢者の方がたとのコミュニケーションについて伝わりやすい方法を学びました。今後は、より医学的な内容になり、高齢者に多い、物忘れ、うつ、頻尿、転倒などの健康問題について理解を深め、スタッフが問題点を把握し、適切なアドバイスができるようにスキルアップしていく予定です。最後には、診療所の掲示物は読みやすいか、段差はないか、手すりが必要なところはないか、設備点検を全スタッフで行い、最終的に「高齢者にやさしい診療所」としての認証をうける予定です。
 先日、大庄支部の運営委員さん、組合員さんと、具体的に何ができるかを懇談しました。支部の皆さんからは診療所と地域をつなぐ役割をしたいと申し出ていただき、地域のみなさんの声をじかにうかがい、孤立化・虚弱化のサインをみつけ、おせっかいをいとわず関わり、診療所を地域の情報ステーションにしていこうと目標を決め、一緒に前進していきたいと思います。


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健康習慣で心も身体もイキイキ



419名が楽しく実践!
 今年のヘルスアップ体験は419名、65のグループが参加しました。「3年続けて参加する人」も「初めて参加する人」も楽しく健康習慣に取り組みました。残念ながら参加者が昨年を上回ることができませんでしたが、全部で12のコースを班や家族で相談しながら楽しいグループ名を付けて申し込んでいただきました。
 先立って行われた健康教室では新しいコースの「転倒予防の貯筋体操」を加えて運動コース全般の講義と「体力測定」が行われました。またあおぞら会館の料理教室でも食事コース全般を解説する講義も開かれ「サバ缶のそぼろご飯」等を調理しました。「頭の体操コース」は毎日1問出来るドリルが追加されました。



医療生協の健康観
 ところで医療生協の健康観をご存知でしょうか?
 「昨日よりも今日が、そして明日が、いっそう意欲的にいきられる。そうしたことを可能にするため、自分を変え、社会に働きかける。みんなが協力し合って楽しく明るく積極的に生きる」というものです。今の自分を基準に若い人から高齢者、また持病とお付き合いしている人にでも共通する前向き志向の考え方です。
 ヘルスアップ体験は単に達成することだけでなく、心と身体全体がいきいきすることを目的としています。まずは、やってみようという気持ちを医療生協全体で高めてまいりましょう。
 昨年はじめた「川柳」と「写真展」は応募も多くはありませんが、楽しく取組む様子や、自分を励ますようなものが川柳にはありましたし、「写真展」には必ず笑顔があふれていました、今年はたくさんの応募作品が寄せられることを期待します。



医療生協の健康観
昨日より今日が、そして明日が、
いっそう意欲的に生きられる。

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[3]

高校生一日医師体験
「医師になりたい
思いが強くなりました。」



手術室見学

 この夏、尼崎医療生協では「高校生一日医師体験」が取り組まれました。これは医学部進学を考える高校生に医療現場を体験してもらうことで、進路を考える参考にしてもらうとともに、医師不足の中でも、医師として就職する際には尼崎医療生協を就職先に選んでもらえるように、という壮大な展望のもとに企画されています。実際「高校生一日医師体験」を思い出して採用試験を受ける医学生もおり、取り組みは好評です。

いろんな職種も体験
 リハビリ科や放射線科、検査科などの職種も体験します。放射線科ではCTのしくみを理解するために、実際に機械を操作して果物の中を見ました。組合員活動部の「まちかど健康チェック」を体験した高校生は、血圧測定のしかたを練習して実際にまちゆく人々の血圧を測りました。「血管音の聞こえ始めが難しい」と言いながらも、めげずにチャレンジしました。
 小児科の体験では、赤ちゃんの心音を聴診器できいたり、握り反射を試したり。「赤ちゃんに手を握らせてもらった時は、自然と笑顔になりました」と高校生。体験後の感想の中には「産婦人科はお母さんも頑張るし、赤ちゃんも一生懸命生まれようと頑張っていて、とても感動させられる場所だと思います。…もし私が医師になったら産婦人科を選びます」といった率直な感動や「医師という仕事に就くことによって、所得の少ない人々にも十分な医療を施せるようなしくみを考えていきたいです」と医療と社会に目を向けたものもありました。
 将来医師になった時には医師体験の時に抱いた初心と尼崎医療生協を忘れないでほしいと思います。
(医学生担当 冨永訓志)


まちかど健康チェック

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[社会福祉法人 虹の会]
あまの里4年目を迎え
300人の夏まつり




 あまの里は、今年の8月1日で4年目を迎えました。生協組合員の皆様には本当にお世話になり、ありがとうございます。
 あまの里では、毎年開設記念日に夏まつりを行なっていますが、今回の夏まつりは、昼の部はジャズバンドの演奏会、夜の部は模擬店と舞台発表という二部構成でした。300名近くの方々が、素敵な音楽を聴いて、お腹いっぱい食べて、大笑いして、楽しい時間を過ごしました。来年の夏まつりには皆様もぜひお越し下さい。





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いきいき 虹の健康レシピ
疲労回復に効く
「甘酢炒め」



 九月とはいえ、まだしばらく暑さは続きます。「疲れが取れない」「体がだるい」と感じている方、いませんか?それは夏の疲れ、体の調節機能が弱っている証拠かも。1)食べたエネルギーを有効活用するためのビタミンB1、2)そのビタミンの吸収を良くし、効果を長続きさせるアリシン、3)疲労回復効果のあるクエン酸を組み合わせて、彩りよく野菜たっぷりで低カロリーの一品をご紹介しましょう。

■作り方
1)野菜は乱切りにする。
2)温めたフライパンにサラダ油をいれ、にんにく、豚肉を炒め、塩コショウする。
3)肉に火がとおったら、ズッキーニ、玉葱を加えて炒める。

4)次になすを入れて炒め、2〜3分フタをする。全体に火が通ったらパプリカを加えて炒め、合わせ調味料を入れて全体に味がわたれば、できあがり。

*ただし、食べ物だけですべて解決できるわけではありません。不摂生、不適切な室温・水分摂取なども同時に改めましょう。
*疲労回復に役立つ栄養素と含まれる食品の紹介
・ビタミンB1→うなぎ、豚肉、魚、大豆、玄米、モロヘイヤ、ほうれん草、ゴマなど
・アリシン→にんにく、にら、ねぎ、たまねぎなど
・クエン酸→酢、かんきつ類、梅干など

材料(2人分)
豚スライス 約100g(2cm位に切る)
なす    1本
ズッキーニ 1本
玉葱    1/4
パプリカ(赤・黄) 1/4ずつ
(種を取っておく)
にんにく  みじん切り少々
塩コショウ 少々
サラダ油  小さじ1

合わせ調味料-----
 砂糖   小さじ2
 酢    大さじ1
 塩    小さじ1/2
 オイスターソース 小さじ2

1人分 エネルギー…250kcal 塩分…1.8g
保健事業部 管理栄養士 寺岡伸子

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知っているようで知らない
健診Q&A

「健診は何度聞いてもよくわからない」という声にこたえ、質問の多いものを健診Q&Aにしてみました。

健診のお問合せ、お申し込みは
⇒尼崎医療生協病院健診センター 06-6436-1845
戸ノ内診療所 06-6499-5962 潮江診療所 06-6499-4213
東尼崎診療所 06-6488-2518 長洲診療所 06-6481-9515
ナニワ診療所 06-6411-3035 本田診療所 06-6416-0325


Q 黄色いアンケートのようなものが届いたけれど…

 介護予防のための生活機能評価(基本チェックリスト)というものです。
 65歳以上の対象者の方に、発送されます。(尼崎市国保はセットで送付)
 特定健診受診券とあわせて提出し、健診を受けていただくようにお勧めしています。(他保険者加入の方・75歳以上の方には、この用紙のみ届いています)
★生活機能評価(基本チェックリスト)のみでも受ける事ができますので、尼崎医療生協の事業所をご利用ください。
★詳しくは、尼崎医療生協ですでに発行している「ご案内のビラ」がありますので、お問い合わせくだされば、お渡しします(各事業所・組合員活動部にお問い合わせくださればご説明いたします)。
★「特定健診受診券」「生活機能評価(基本チェックリスト)」「後期高齢者健診」について説明しています。
★保険者へは、ご自身での申請が必要な場合があります(個人情報保護法により)。


Q 「受診券」ってよくわからないんだけど?

 保険者により異なりますが、特定健診を受けるには「受診券」が必要です。
 尼崎市国保は、5月に一斉に対象となる方に「受診券」を発送しています。
 保険者によっては、「受診券」の自己申請が必要な場合もあります。


Q 婦人科検診(乳がん・子宮がん)や胃がん検診、
  肝炎ウイルス検診なども一緒に受けられるの?


 尼崎医療生協病院では、ご質問の検査は、特定健診とあわせて受ける事ができますのでご利用してくださいね。(病院にお問い合わせください)※組合員価格で受ける事ができます。
 事業所(診療所)では、現在、婦人科検診は受けられませんが、その他の検査につきましてはお問い合わせくださいますようお願いします。

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お知らせ

市民公開講座のお知らせ
人生のさいごをどう過ごしますか?
〜がん終末期を考える〜

 2人に1人ががんになるとも言われる昨今です。尼崎医療生協では、地域の皆様にがん終末期の過ごし方を考えていただく講座を催すことになりました。弦楽器の調べをゆったりと楽しんでいただいた後、「入院して療養生活を送りたい」という方のための緩和ケア病棟、「家で最期まで普通の生活を続けたい」という方を支える在宅緩和ケアなど様々な立場からお話しします。どうぞご参加ください。

●10月3日(土)午後2:00〜4:15
●あおぞら会館1F(組合員ひろば)
 (尼崎市南武庫之荘11-12-1 旧尼崎医療生協病院)
●定員:100名(参加無料)

★オープニング
 宮城和男氏(萌クリニック所長)と仲間たちによる弦楽四重奏
 (アイネクライネ・ナハトムジーク 川の流れのように 星に願いを)
★それぞれの療養場所より
 ・緩和ケア病棟のようす
 ・緩和ケア病棟ボランティアの活動
 ・在宅緩和ケアのようす
★質疑応答
 お問い合せは、06-6436-1701(代)尼崎医療生協病院緩和ケア事務局まで

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09年度 WHOウォークイベント
日  時 10月18日(日)
集合場所 阪急武庫之荘駅北側
時  間 午前9時30分 出発10時
ウォークコース 
 阪急武庫之荘北→武庫川河川敷コスモス畑→交通公園で解散(約5km)

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ふる里文化祭
日  時 10月25日(日) 10時〜14時
会  場 在宅総合センターふる里1・2階
内  容 舞台、模擬店、福引、健康チェック、バザー
参加協力券 100円(当日券もあります)

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第23回 尼崎高齢者大会
日  時 10月31日(土)午後2時〜
場  所 尼崎労働福祉会館小ホール
内  容 尼崎高齢者運動連絡会総会
記念講演 「介護保険について(予定)」
文化行事

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第12回 潮江健康福祉まつり
日  時 11月1日(日) 10時〜(雨天のときは3日)
場  所 溝手公園にて
内  容 ●舞台、模擬店、健康・体力チェック、子どもコーナーなど
参加者、協力者募集

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インフルエンザ予防接種集中日のお知らせ
お子様はもちろん、大人の方も接種できます。
当日は、完全予約制となりますので、クリニックにご連絡ください
日  時 10月24日(土曜日) 午後2時〜午後3時30分
     11月14日(土曜日) 午後2時〜午後3時30分
     11月28日(土曜日) 午後2時〜午後3時30分
費  用 組合員2100円(組合員でない方4200円)
     65歳以上1000円
対象年齢 1歳以上12歳以下は2回接種・13歳以上は1回接種
その他不明な点がございましたらお気軽にご相談ください。
あおぞら生協クリニック 06-6436-1724

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尼崎医療生協病院
[無料]患者個別送迎のご案内
月・水・金曜日の15:30〜20:30
予約お申込、お問い合わせは
06-6436-1716(9:00〜17:00)まで

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