=====2008年11・12月号=====

・医療・介護崩壊ストップ!「世直し集会」を開催
・世直し大集会
  総選挙は医療・介護崩壊を止める絶好のチャンス
・県立塚口病院
 地域医療を守るためなんとしても存続・充実を
・強化月間
 「いのちの平等」を守るまちづくり運動
・にじのコーナー
  安心と助け合いのまちづくり
  つながりひろげて 仲間がひろがる

・カムバック・ナース・プログラム
 参加者募集のご案内&インタビュー
・医学教育の崩壊を
 地域医療の中から捉え直したい
  東尼崎診療所 小川智所長
・第7回 水俣病近畿集団検診のご案内
・「夏の体操教室」開催
 生協病院糖尿病グループ
・緩和ケアボランティア養成講座を開催します!!
・08年度ボランティア講座
・生活相談のごあんない
・いきいき 虹の健康レシピ
  かぼちゃのドライカレー
・大腸がんは早期発見が肝心
  組合員健診とあわせて受けよう

 

医療・介護崩壊ストップ!
「世直し集会」を開催



子どもたちの未来のために(8/19・20 平和のための戦争展で)

 これまでの政府の医療抑制政策の結果、医療・介護の崩壊があらゆる分野で進行しています。
 医師不足を理由にした自治体病院の病床削減や廃止、地域の救急医療の崩壊、さらには社会保障費2200億円の毎年の削減で、診療報酬は削られ、医師、看護師、介護福祉士などの賃金はあがらず、労働強化が一層深刻です。
 患者さまに対しては、国保の資格書の大量発行や後期高齢者医療制度の導入などで受診抑制を押し付けています。
 そのような中で、国民のちからでそれを打開するために、尼崎医療生協は10月4日、医療・介護崩壊ストップ世直し集会を開きました。参加頂いた塚口病院労組分会長・児丸真里子氏、合志病院名誉院長・合志至誠氏、尼崎医療生協病院院長・島田真氏、あまの里施設長・高島博子氏、きらくえん事務局長・細岡雄二氏、尼崎医療生協理事長・船越正信氏等が発言。一部を下記で紹介します。

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世直し大集会
総選挙は医療・介護崩壊を止める
絶好のチャンス



船越理事長あいさつ

保険証を取り上げるのは本末転倒
 昨年、全日本民医連の調査で、保険料が払えず、保険証がないがために、医療機関にかかれなくて亡くなった方が、2007年度で31人という報告がありました。本来は健康を損ねた方、困った方に手をさしのべるのが行政の役割だと思うのですが、今の国はそういう方から保険証を取り上げるという本末転倒なことを行っています。まさにその流れをストップしなければ、ますます大変な状況になるのではないかと思っています。

60年間変わらない医師数基準
 医師数の問題で言いますと、OECD各国の平均値が人口千人あたり2.9人に対して、日本は今2.0人。人数に換算すると14万人医師が不足しています。にもかかわらず、つい最近まで日本では、医師は余る、将来余ってダブついてくるからということで、医学部の定員数をドンドン減らしてきたわけです。
 それでは、医師数の算定が何を根拠にされてきたかと言いますと、昭和23年、今から60年前に医師法が制定され、その中の人員配置標準に医師数の規定があります。一般病床であれば患者さん14人に対して1人、外来であれば患者さん40人に対して1人必要。昭和23年ですから、当時の医療状況は、レントゲンがかろうじてあるか無いか、心電図も無ければ腹部エコーも無い、CT、MRIももちろん無いわけです。
 そういう、医療がまだまだ今とは比べものにならない程度の時に決められた、最低医師数の基準です。それが今日に至るまで、ずっと医師数の算定基準として使われているわけです。
 昭和59年から医師の需給に関する検討会がもたれて、過去4回にわたって報告書が出ているのですが、そのいずれの報告書を見ても、必要医師数は昭和23年に決められた医師配置基準に依っている。それが最低配置基準であるにもかかわらず、いつのまにか必要充分な条件かのように計算され、医師が余っているということをずっと言い続けて来て、今日の、本当にこれは地方、都会を問わず、現場の病院から医師がドンドン足りなくなって、必要な医療が届けられない状況に至っているのです。



総選挙は流れを変える最大のチャンス
 こういった現状に合わない政策、医療政策のミスを今後も続けようとしている今の自公を中心とした政権が続く限りは、この流れは変わりません。ますます私たちをとりまく医療・福祉・介護の現場は惨憺たるものになり、国民の生活は本当にひどいものになっていくと思います。
 今度の総選挙、流れを変える最大のチャンスであり、場合によっては最後のチャンスかも分かりません。この時期を逃すとまた、大変な時期が続く可能性もあります。この選挙で、国民の声をますます大きくして、今の医療・介護崩壊の流れを止めようという大きな力に変えていただきたいと思います。
 今日の集会をバネにして、地域の中で、おおいに私たちの医療・福祉・介護の現場を守る運動にとりくんでいきたいと思います。

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県立塚口病院
地域医療を守るため
なんとしても存続・充実を




 「医療・介護崩壊ストップ! 世直し大集会」では、塚口病院労組分会長の児丸真里子氏が、県立塚口病院職員の立場から、次のように訴えました。

 県立塚口病院の統合は職員の全く知らない間に7月4日に新聞報道され、職員は騒然となり、出入り業者、職員食堂の業者も衝撃を受け、病院当局に確認を行いました。
 尼崎社保協から「患者さんや周辺、開業医にも大きな影響をあたえることなので、一緒に運動をしていきましょう」と連絡をうけ励まされました。
 県民市民の命、尼崎の住民の命にかかわることなので、地域住民に知らせることからはじめ、「塚口病院の存続と充実を求める会」にはいり、また労働組合分会長としてこの3ヶ月間活動してきたその中身を紹介します。

県立病院の役割分担から塚口病院の廃止案へ
 05年に策定された県立塚口病院の役割分担は、新生児集中治療、地域周産期母子医療、阪神地域の小児医療を担うことで、助産婦、看護師が移動してきて、呼吸器、脳神経外科、麻酔科の常勤医が県立尼崎に移動し、2億9千万円かけて整備し400床を300床に減らしました。
 麻酔科の非常勤化などで診療体制の低下、今回の廃止案が出てから、さらに外来患者さんの数が減少し、回復できなくなってきています。70%以下の病床利用率は廃止させられる危険があるといわれていますが、70%すれすれのところまできています。特に、外科は医師の移動もあり、50床のところに20床足らずのときもあります。
 労組としては、麻酔科の医師をはじめとする医師の確保、県立病院としての充実、診療機能の充実を求めて病院当局と交渉してきましたが、今回、廃止案を出してきました。病床利用率の低下と赤字、老朽化を理由にしています。
 現在、年間外来20万人、入院10万人、7〜8割が尼崎市民、あとは、伊丹、宝塚や他府県からこられています。



塚口病院は阪神圏域の中核医療機関
 阪神南圏域のみならず、伊丹市に阪神北広域こども救病センターが設置されて以来、阪神圏域において、小児、子ども圏域の後方支援病院として位置づけられています。統合廃止ではなく、医師確保を精力的に行い総合的診療機能を高めることこそ小児、周産期医療を担う上でも重要です。

7万4千筆の署名を力に塚口病院の存続を
 廃止案が示されて以来、患者さんから不安の声がよせられています。「病院が近くにあるから引っ越してきたのに」「県尼は遠くていけない」など沢山です。労組としても、病院当局との交渉、玄関前での宣伝、地域での署名行動など行っています。
 県尼、塚口の統廃合は、厚労省のガイドラインに県がのっとって行うものです。県は「統合廃止を前提とした外部委員会の設置」から「統合再編」といいかえましたが、廃止が前提にかわりません。県尼、塚口が一諸に発展してこそ県民の命と健康を守ることになります。議会の健康福祉委員会で審議されていますが、7万4千筆の署名に励まされています。今後とも、一層のご支援をお願いいたしますと訴えました。

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強化月間
「いのちの平等」を守るまちづくり運動



メタボ体操、頭の体操で盛り上がる

 08年尼崎医療生協の「生協強化月間」は、「いのちの平等」を守るまちづくり運動のスタートになります。9月13日に開かれた「みんなつながれ 安心のまちづくり集会」は建設運動の区切りと「強化月間スタート集会」の位置付けで約300人が集まりました。
 あなたも仲間増やし・積立増資・機関紙配布等、ご協力下さい。


まちづくりのソフトとハードをつくる医療生協
 「集会」では、龍谷大学の広原盛明教授が記念講演をし、まちづくりは、1)20世紀が生んだ民衆の言葉。2)住民が自分たちの住む町を作る。3)地方自治、住民自治の原点。4)日本国憲法の「健康で文化的な生活」をすすめる基盤を住民、行政、企業などがともに作り上げていく営みであることなどを分りやすく話されました。また「医療生協は、まちづくりのソフトとハードの両面を作れる運動」と評価されました。


冨澤所長から船越理事長に「建設の旗」が返され、建設運動に区切りを付けた。

コミュニケーションを広げて、生協強化月間にご協力ください
 尼崎市健康増進すみれ会・清住ゑみ子会長のあいさつがあり、(財)尼崎市スポーツ振興事業団の指導のもと「メタボ体操」を参加者全員で踊りました。
 本庁支部の宅配弁当&食事会が地域から手作りでおいしいと好評でした。組合員ひろばを利用しての、ユニークで楽しい活動、東尼崎ブロックから、若さをとりもどすシミ治療のアンチエイジング外来の紹介など、支部・事業所ブロックでの運動の報告がありました。
 最後に福島専務が国会情勢にもふれ、コミュニケーションの大切さを確認。「医療生協の組合員と職員が力をあわせ、『いのちの平等』のまちづくりをいっそう強めよう」と訴えました。



まちづくりをテーマに講演する広原教授。

「生協強化月間」とは
 生協法が制定された10月と11月の2ヶ月とし、厚生労働省からも激励文が届きます。全国いっせいに生協運動を広げる期間です。
 「医療生協の組合員になっていただける」「積立増資にご協力いただける」「にじと健康を手配りしていただける」「健診などで事業所を利用いただける」「医療・介護の改善を求める署名に賛同いただける」など呼びかけています。ぜひご協力お願いいたします。

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にじのコーナー
安心と助け合いのまちづくり
つながりひろげて 仲間がひろがる


 尼崎医療生協では、夏から「強化月間」にかけて、多彩な支部活動が展開されました。他団体や地域と協力し、支部の自主性が発揮されています。



通信教育を立花支部では運営委員全員で「高齢者いきいきコース」を受講。「寺子屋」(学習会)をひらきました。


東尼崎診療所新所長の小川Dr紹介ビラを持って地域訪問した杭瀬支部と職員。


紙芝居を使って医療・介護の学習会をする富松・塚口支部。県立塚口病院存続を求める署名にも力を発揮しました。

認知症にやさしいまちづくり
保健所から協力で「認知症サポーター実施」/予防も広げよう
 「認知症サポーター養成講座」は、市保健所からの講師(キャラバンメイト)協力で始まり、受講者数は120名を超えました。全国の医療生協では1万人の目標です。
 「認知症予防」についても、昨年、認知症予防で講演いただいた、NPO法人認知症予防ネットワークからテキスト本「認知症予防ゲーム」が発行されています。


戸ノ内で開かれた認知症サポーター養成講座。地域で開催し、認知症への理解を広げましょう。


※養成講座開催、認知症予防ゲーム(テキスト本)についてのお問い合わせは、組合員活動部・徳間までご連絡下さい。
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盆踊りでつながる・助け合い
自治会・町内会・子ども会などとの協力で盆踊り
 この夏行われた「中の島公園」「堤外公園」「大庄公園」の3ヵ所の盆踊りは、医療生協と地域の自治会、町内会、子ども会などが協力して、いずれも大成功を納めました。どの盆踊りも準備の日程から担い手や屋台の手配、寄付や広告の要請など具体的な行動が組合員主体で進められたのも特徴でした。
 櫓の飾りに竹を提供して下さったり、保育所の「夏祭り」と合同開催したり、地元神社の櫓を借りるなど、本当に医療生協が地域に溶け込んできています。


中の島盆踊りの屋台の風景。親子でヨーヨーつり。子どもにとっても盆踊りは、楽しい夏の思い出。


他の盆踊りの段取りを見に行くなど、組合員の参画で成功した医療生協の盆踊り。
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爽快・快感!健康講座
財団法人と協力し健康づくり実施
 尼崎医療生協「ヘルスアップ体験」企画の一環として(財)尼崎市スポーツ振興事業団の「スマイル健康講座」をお願いしました。6地域で開催し91名の参加で心地よい汗と爽快感を味わい大変好評でした。医療生協と財団法人が協力し健康づくりをすすめるもので、これからも支部主催での開催を計画しています。
 9月13日「まちづくり集会」には、脳トレと「脱!メタボロックンロール・メタボ体操」で集会を大きく盛り上げていただきました。組合員も事前に練習して参加しています。


まちづくり集会で踊る「メタボ体操」を事前に練習しました。
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小支部化初のバスツアー
みんなのつながり、43人で交流深まる(稲葉支部)
 稲葉支部は9月24日、支部独自の初めてのバスツアー(淡路島)に行きました。
 稲葉支部は、旧病院西支部から南武西支部と分割・小支部化して3年目をむかえ、独自で初めてのバスツアーでした。どうなるかと不安でしたが、運営委員の皆さんの頑張りで43名が参加し成功させることができました。
 参加した組合員は「自然の中でのんびりでき楽しかった」などの感想が出されていました。
 「生協強化月間」の成功をめざして頑張りましょうと参加者一同で確認し合い、帰路につきました。秋晴れの天候にも恵まれ、組合員との交流も深められた楽しいバスツアーでした。

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「カムバック・ナース・プログラム/現場実習コース」
参加者募集のご案内


 看護師の資格はあるのに、結婚・出産など様々な理由から、その資格を生かした仕事をしていない…。復帰したいんだけど、ブランクが不安…。そんな方たちのため、尼崎医療生協病院ではこれまで4回にわたり、看護師さんのための復帰応援講座「カムバック・ナース・プログラム」を開催してきました。毎回好評な本講座、今回は「現場実習コース」を企画しました。

カムバック・ナース・プログラム/現場実習コース
日 時:2008年12月10日(水)〜12日(金)
    10:00〜15:00(1日目)
    2・3日目は実習場所によって時間を相談いたします。
内 容:1日目は各種講座(尼崎医療生協病院)
    2・3日目は医療生協の事業所での実習
    (訪問看護ステーション・診療所・老健・病院の病棟・外来など、選んでいただけます)
対 象:看護師・准看護師資格をお持ちの方
定 員:20名(先着)
参加費:3日間で2000円(昼食あり)
☆保育ご希望の方は別途1000円必要です。
お申し込み方法 TEL:06-6436-1701(代表)
 12月5日までに、尼崎医療生協病院 師長室・谷林または冨永にお電話下さい。

「カムバック・ナース」インタビュー
 これまで開催されたカムバック・ナース・プログラムをきっかけに、実際に復帰した方も数多くいらっしゃいます。今回、その中から、老人保健施設ひだまりの里でカムバック≠ウれた中野真由美さんの経験をみなさんにご紹介させていただきます。

―なぜ「カムバック・ナース・プログラム」に参加しようと思われましたか?
 約5年ほどブランクがあり、そろそろ働きたいと思っていましたが、“医療・看護”からまったく離れていたため、また一からやり直しという思いで参加しました。参加してみて、久しぶりに医療や看護などの分野の話を聞いて、改めて学び直しができてよかったです。そして、もう一度「看護師として働きたい」という気持ちが強くなりました。

―その後、老健施設ひだまりの里で働くこととなったわけですが……。
 迷いというより、不安が大きかったです。実際に復帰してみて、今のところ看護技術が必要な業務は少ないのですが、その分、少しずつ看護師として働いていた自分が戻ってきてるようで、良かったと思っています。悩んだり迷ったりした時も、師長さんなどに相談でき、“一人じゃない”と思えるので安心です。

―子育てまっさい中と伺いました。
 子どもは二人で、上の子は4歳で幼稚園に行っています。下の子は1歳で、院内保育所に預けています。院内保育所だと、仕事が終わるとすぐ迎えに行けるし、体調が優れない時でも連絡を取り合い、すぐに迎えにいけなくても見ていてもらえたりしているので助かります。仕事中に、散歩に行く子どもの姿を目にする時があるのですが、その姿を見たらうれしくて、励みになります。

―最後に、「カムバック」しようとしている方への励ましのメッセージをお願いします。
 看護師という仕事は誇れる仕事だと思っています。「看護師になろう」と思い資格を取ったのですから、いろいろな現場で生かしてほしいなと思います。



☆日勤ヘルパー募集!(病棟) 
 ・時給900円 ・詳しくは上記師長室・冨永まで

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[6]
医学教育の崩壊を
地域医療の中から捉え直したい

東尼崎診療所 小川智所長


榎並…尼崎医療生協で頑張ろうとおもわれた動機と抱負をお願いします。
小川…大阪大学の第一内科におるときから谷川先生にお世話になっていました。ここが一番性にあうというか大学でみているより、直に地域で患者さんをみているほうが性にあっている、そのほうがやりがいがあります。
 患者様からダイレクトに帰ってくることもありますし、患者様から教えてもらうことが、多々ありますので、やりがいのある職場だと思っています。
 抱負は幾つかありますが、地域の患者様にお役に立てればということです。違った視点からものをとらえると、私は大学の教員をやっていましたので、医療崩壊がいま叫ばれているが、医学教育の現場はもっと崩壊していました。大学の中で、医学教育の崩壊を叫ぶことはできなかった。外にくると、そういったことが声を大きくして言えるし、医学教育についても注目してみることができます。
榎並…医学教育の崩壊とは具体的にどういうことですか
小川…10数年前からはじまったことですが、文科省の方針で、教養の先生を殆どクビにしたんです。
 我々が医学生の頃は、教養の先生が文学を教えたり、歴史を教えたりしていた。それがみっちり2年あったんですが、文科省の「改悪」でそういう人をどんどん補充しなかったので、今の学生は教養教育を受けていない、受験地獄がおわって医師として人格形成の2年間に教養教育がなくなっていることが、見ていて学生がかわいそうです。
榎並…先生は患者さんにわかり易い文書でおしらせをおだしですが、すばらしいとこですねえ。
小川…わかり易い文書で説明することによって、患者様の不安や疑問を解消できると考え、いつも心がけています。
榎並…ところで先生のご趣味やご家族のことをお聞かせ下さい。
小川…あまりありませんが、パソコンをいじるのが趣味です。機械いじりが好きで、大学ではネットワーク委員をやりました。家族は妻、母、1女1男です。
榎並…日勤帯だけではなく、月水金の夜間診もされ、すごく頑張っておられますね。
小川…夜間診に入ることで、患者様が安心されます、それが一番の理由です。8月に急変された方が夜間診に同じ医師がいると喜んでいただいたことで痛切に感じました。昼間や夜間診も同じ医師が診ることで地域の皆さんの安心につながっています。
榎並…ありがとうございました。


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第7回 水俣病近畿集団検診のご案内



 今から22年前、1956年(昭和31年)5月1日に、水俣で「奇病」が発生しているとの報告が、地元の医療機関から熊本県に向けてされました。原因不明の脳神経症状の患者が次々に現れ、多くの患者が苦しみながら死亡しました。
 当初は原因不明とされたこの「奇病」は、新日本窒素肥料(現在のチッソ)水俣工場が、メチル水銀を含んだ排水を、そのまま海に廃棄したことが原因でした。工場から大量に海に流されたメチル水銀が、魚の体内で濃縮し、それを食べた住民が被害者となりました。メチル水銀は胎盤から吸収されやすく、母体を通して胎児性の被害者も発生しました。
 最初の公式発見から22年以上が過ぎていますが、被害に苦しみ、救済を求める人があとを絶ちません。熊本では1000名を超える人が、国と加害企業を相手にした裁判に立ち上がっています。2年前に始めた近畿の集団検診では、100名以上の人が水俣病だと診断されています。熊本だけでなく、近畿にも被害者が多数潜在しているのが現状です。


・日 時 2008年11月30日(日)午前中
・場 所 尼崎医療生協病院
・所在地 尼崎市南武庫之荘11-12-1
・主 催 民医連近畿地協水俣病検診実行委員会
・検診料金 2000円
・募集人数 10名程度
・申込方法 事務局の大阪社会医学研究所に電話で申し込んでください(06-6478-7275)
※集団検診では、水俣病認定申請の診断書作成、または新保健手帳申請用の「検査所見書」の作成ができます。診断を希望される方はぜひご利用ください。

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「夏の体操教室」開催
生協病院糖尿病グループ


 8月9日(土)の午後、青空会館で、生協病院糖尿病グループが療養指導の一環として「夏の体操教室」を開催しました。参加者は患者様8名とスタッフ11名です。
 運動の苦手な高齢者の方や、歩くのがいいことはわかってるけど足腰が痛いし1万歩なんてとても無理、運動なんてできないと思っておられる方に、夏の暑さにもばてずに室内で椅子にすわったままでできる体操を紹介しました。夏の教室は昨年に続き2回目ですが、今回はリハビリ科から3名の理学療法士が指導に加わり、患者様の個別対応もでき、「とてもわかりやすかった」と好評でした。
 また運動前に血糖値を測り、運動でどれくらい下がるか予測してもらいました。運動後の結果は、自分の考えてた以上に下がった方が多く「この程度の運動でこんなにさがるの」とみなびっくりです。スタッフも「運動効果が実感してもらえてよかった」「次は模擬バイキングとお茶会ね」と計画を練っています。

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緩和ケアボランティア養成講座を開催します!!

【日 時】2008年11月15日(土)、11月29日(土) 全2回
     〔1回3時間 9:30〜12:30〕
     ※12月13日(土)10:30〜12:30に行う、緩和ケアボランティアグループ「和音」の
      オリエンテーション修了後、活動開始となります。
【受講料】無料
【内 容】「緩和ケアについて」「介護技術」「感染予防」「ルールとマナー」など
【会 場】尼崎医療生協病院4階会議室
●申込用紙を下記へご請求下さい。
 〒661-0033 尼崎市南武庫之荘12-16-1
 尼崎医療生協病院 緩和ケア事務局
 Tel:06-6436-1701(代) Fax:06-6436-1759

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08年度ボランティア講座
ボランティアを考えている方、未経験の方、ご家族の介護を考えている方、日程が一部合わない方もお気軽にお申し込み下さい。
〈日 程〉
 11月18日(火)午後1時〜3時 ボランティアリーダー論 (会場は生協事務局会議室)
 11月25日(火)午後1時〜3時 ボランティア概論 (会場は生協事務局会議室)
 12月2日 (火) 午前9時〜12時 ボランティア体験 (会場はふる里施設で)
         午後1時〜2時 高齢者の心と体 (会場は生協事務局会議室)
         午後2時〜3時 実技講習 (ふる里周辺で)
参加申し込みは 尼崎医療生協ボランティア委員会 TEL06-6436-9500

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生活相談のごあんない

 サラ金問題・年金・生活保護・医療・介護・法律・子育て・障害者の生活・暮らしなどでお困りのことがありませんか。
 専門家のご紹介もしながら、一緒に解決の方法を考える、生活相談をおこなっています。
 お気軽にご相談下さい。
開催日時
※毎月 第1木曜日午後2時〜5時
 (あおぞら生協クリニック1階にて)
※毎月 第4土曜日午前10時〜午後1時
 (尼崎医療生協病院1階組合員コーナー)
※無料です。
 相談をご希望の方は受付に声をおかけくださるか、中村(携帯090-3164-9053)までご連絡下さい。予約無しでも結構です。

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いきいき 虹の健康レシピ
冬至にいかが
かぼちゃのドライカレー



 かぼちゃは昔から、冬至の日に食べると、「風邪にかからない」とか「中風(脳卒中)にならない」、「福が来る」などと言われてきました。かぼちゃの収穫は夏ですが、貯蔵がよくきくので、昔の人々はかぼちゃを大切にして食べていました。かぼちゃには抗酸化作用のあるβ-カロテンや、その他ビタミン類や食物繊維も豊富に含まれています。皮の部分にも栄養素が含まれているので、皮も一緒に使いましょう。
■作り方
1)かぼちゃは5mm角くらいに切って、茹でておく。
2)玉ねぎはみじん切りにし、フライパンで合びきミンチとともに炒める。茹でておいたかぼちゃは水を切ってからフライパンに入れて炒め、塩、コショーで味を整える。
3)
水100ccとコンソメスープを入れ、十分煮つめて水気がなくなったらカレーパウダーを全体にからめる。お好みに合わせてカレーパウダーの量を調節してください。
 最後にパセリをふりかける

材料(2人分)
・合びきミンチ 100g
・玉ねぎ    80g
・かぼちゃ   180g
・コンソメ   3g(固形半分)
・油      大1/2
・塩、コショウ 少々
・カレーパウダー 3g
・パセリ    少々

1人分208kcal(ごはんは除く)

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大腸がんは早期発見が肝心
組合員健診とあわせて受けよう

組合員健診には「がん検診」がついている

 尼崎医療生協では、組合員に健診受診の運動を広く呼びかけています。尼崎医療生協の組合員健診には、血液、尿、心電図とがん検診(便潜血)がセットです。自分の健康を守り、受診を呼びかけることで地域の人たちの健康を守れます。特に便潜血による大腸がん検診は、これまでの早期発見で尊いいのちを救っていきました。

検診の体験談
異常がなくても見つかっても幸い
稲葉支部、組合員(60代)の手記

 3年程前に友達から勧められて、軽い気持で受けた検診。結果は陽性が出てびっくりした夫。早速、精密検査を受けたところポリープが見つかり内視鏡で取りました。
 多少の辛さはありましたが、見つかって良かったと安堵しました。
 検診の重要さが身に沁みたのか、近所の方にも勧めております。

一人でも多くの方に検診を
 又、昨年元気はつらつの友達が「元気だけど、一度受けてみるわ」と持ち帰られ、結果陽性が出ました。内視鏡での摘出は無理と入院し手術を受けました。
 今はすっかり回復し、おどりや卓球と毎日走り回り、いつもの元気を取り戻しました。「受けて良かった、感謝している」の言葉に、「元気で長生き出来るネ」と嬉しく思っています。
 異常がなくて幸い、見つかっても幸い。検診が気軽に受けられる機会を与えて下さり制度に感謝、これからも毎年受け続ける事は勿論の事、一人でも多くの方が検診を受けるよう声かけしていきたいと思っています。

大腸がん検診キャンペーン
08年12月1日〜09年3月19日
予約のお申し込みは組合員活動部まで
TEL 06-4962-4920

「組合員健診」のお申込み・問合せはこちらへ
生協病院健診センター 06-6436-1845
戸ノ内診療所 06-6499-5962  東尼崎診療所 06-6488-2518  ナニワ診療所 06-6411-3035
潮江診療所  06-6499-4213  長洲診療所  06-6481-9515  本田診療所  06-6416-0325
尼崎医療生協の事業所では、特定保健指導も受けていただけます。

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