=====2008年9・10月号=====


・生協歯科オープン
  健康づくりのスタートは食べることから
・さらに充実!生協歯科
  こんな医療をすすめます
・広島市長 核兵器廃絶を全国民の力で
・ヘルスアップ体験
  目標は「私ならでは」の健康習慣
・ワンダフル尼崎[6]
  「まちづくり」にがんばる人びと
  健康づくりの基本は友だちをいっぱいつくること

・2008年度 尼崎医療生協 強化月間スタート集会
  安心のまちづくり集会
・生協強化月間(10月〜11月)
  仲間を増やそう 助け合いを増やそう
  「いのちの平等」をみんなで守ろう!

・にじのコーナー
  平和をつくる・健康をつくる・みんなつながりまちをつくる
  医療生協の活動

・アスベストからいのちをまもる[10]
  深刻な環境曝露 中皮腫などの大量発生はこれから
・県立塚口病院の廃止を許すな!
  公立病院には高度医療などの特別な役割がある
・虹のネットワークめぐり[5]
  人工関節手術やリウマチ
  センターの立ち上げすすめる

・虹のネットワークのページ
  あまの里2周年 夏祭りの参加者300名
・いきいき 虹の健康レシピ
  和風冷製パスタ
・健康に勝る財産はない!!
  充実した尼崎医療生協の健診を受けよう

 

生協歯科オープン
健康づくりのスタートは食べることから



「みんなつながれ安心のまちづくり集会」
9月13日(土)午後2時から4時半 尼崎市中小企業センター(コチラを参照



 多くの組合員の皆様に支えられ、生協歯科のリニューアル移転工事が8月に完成、9月1日より新歯科で診療を開始しました。
 建設運動では、お口の健康の大切さを発信しながら、歯科患者訪問や班会・保健講座等を数多く取り組みました。生協歯科に対する要望について可能な限りこの建設で実現できるよう取り組み、診療環境は大きく改善されました。
 懸案の予約間隔の長さなど課題は残っていますが、組合員の皆様のご期待に添えるよう職員一丸となって頑張っていきます。今後もよろしくお願いいたします。

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さらに充実!生協歯科
こんな医療をすすめます



新しい生協歯科の治療台

 生協歯科では「健康づくりのスタートは食べることから」をスローガンに、予防的治療の推進を行いお口の健康づくりを発信しています。医科・歯科・介護連携にて全年齢層への安心・安全の治療対応を行っており、また組合員の皆様と協同して地域の歯科保健力を向上させ、「おいしく長生き」のまちづくりに貢献できる歯科をめざしてきました。

広くきれい、快適に
 今回のリニューアル移転においてはこれらの内容を一層強化するとともに、広い建物に移るメリットを生かし、組合員の皆様がゆったりとご利用いただけるようにいたしました。まず待合室ですが、現在の待合室より広く快適になります。スリッパに履き替える必要もなく土足のまま入室が可能となり、はみがきコーナーや人前でお話しにくいことも相談できるよう問診室を設置しています。
 お子様には、待ち時間に退屈にならないようにキッズスペースを設けました。


保健講座で「歯みがきセミプロ」を養成

最新機器を投入
 診療室では、診療台をパーテーションで区切りプライバシー保護に力を入れています。治療台も最新の物を追加設置。また歯科治療において非常に重要な要素となるレントゲン設備に関しては、最新のデジタル式を導入しました。現像待ちの時間が少なくてすみ、従来のものより格段にきれいな画像が得られるため、診断精度がより一層高くなりました。治療台設置のモニターに映すことができるため、説明もわかりやすくなります。

「お口の健康づくり」を生協歯科から発信
 組合員の皆様の健康を守るためには、治療が必要な方々だけのための歯科では力不足であると生協歯科では考えています。今回、建物の二階には組合員の皆様でご利用できる歯科保健教室を設置しました。保健講座をはじめ、歯科における最新のいろいろな情報をこの場所から積極的に発信して、治療の必要性を問わずたくさんの方々にお口の健康の大事さ、そしてこれが全身の健康につながることを知っていただければ、と思います。
 このほかにもさまざまなとりくみやこだわりを詰め込んだ、新・生協歯科。
 ぜひご期待、ご利用のほどお願い申し上げます。
 (生協歯科所長 冨澤洪基)

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広島市長
核兵器廃絶を全国民の力で



組合員から寄せられた1万3000を超える「折り鶴」を納めました

 原爆投下から63年を迎えた、広島で行われた原水爆禁止世界大会は、34カ国99名の海外代表をはじめ国内から7500名の参加者で大成功しました。
 日本原水協の高草木博事務局長は2010年の核不拡散条約(NPT)再検討会議にむけた全世界的な共同行動キャンペーンの一環として、世界大会の参加した国内外の代表が連名でよびかけた新署名「核兵器のない世界を」の開始を宣言しました。
 新署名は、核保有国に核兵器廃絶の「明確な約束」の実行を求め、全ての国の政府がすみやかに核兵器禁止・廃絶条約の交渉を開始し、締結するよう呼びかけています。
 秋葉広島市長も大会に参加し「新署名の協力と核兵器の廃絶を全国民の力で」と挨拶を行い、満場の拍手をうけました。
 尼崎医療生協の宗秀一団長をはじめ4名の代表は呉基地行動、軍事費削減と格差、貧困の分科会に参加し、行動や発言を積極的に行い奮闘しました。閉会総会でも舞台にあがり国際代表と交流しあいました。今後、医療生協の戦争展や地域で報告集会を開催して平和運動を尼崎で起こしていきます。
(榎並憲治)



国民平和行進にも尼崎医療生協から延べ110人が参加


8/19、20にあおぞら会館で開催した「平和のための戦争展」

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平和とは戦争のない状態以上のもの
病院9条の会

 このほど、生協病院9条の会で「立命館大学国際平和ミュージアム」見学ツアーを開催しました。子ども達を含め、38名もの参加となりました。
 「15年戦争」の展示は、庶民が戦争賛美に傾いていく不気味な流れを生々しく伝え、「現代の戦争」展示は、今存在する暴力に対して何をなすべきか、強く問いかけてきます。「平和とは戦争のない状態以上のものである」という一文が印象的でした。
 多くの若者が真剣に見入っていたのは嬉しい光景でした。きな臭いにおいのする昨今ですが、9条の会では今後も「平和を創り上げて行く」営みを続けたいと考えています。

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目標は「私ならでは」の健康習慣



昨年を上回るエントリー477名
 今年は真夏のチャレンジとなりましたが、477名の申込みがありました。男性98名で女性379名、60歳台が4割を占める構成ですが、最年少の2歳から、最高齢89歳の方がチャレンジされました。今年は子どもの健康づくりのコースを新設し、「はやね早起きコース」と「歯磨きコース」に10組の親子がエントリーされました。
 また、グループを作っての参加は96チーム(内職員12チーム)で、全員そろって達成するよう励ましあっています。

一番人気は「ウォーキング」
 7つの基本コースに4つの新コースを追加した今年、一番人気は「たのしくウォーキング」の121名、昨年の一位を譲って「乗るだけダイエット」が112名の第2位。以下「らくらく筋トレ、ストレッチ」「歩数計日記」「8020歯磨き」の順位です。
 「昨年のヘルスアップ体験がきっかけで、以来ずっと続けています。」という方が「たのしくウォーキング」や「乗るだけダイエット」で増えています。
 「クセになったら儲けもの」。身についた健康習慣を今後も継続してゆきましょう。


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大募集
ヘルスアップ写真展
ヘルスアップおもしろギネス
ヘルスアップ川柳


写 真
 子どもさんの寝顔コンテスト
 メタボの解消証明写真
 ウオーキングすてきな写真
 ヘルスアップハプニング写真
 *来年のポスター、テキストに使用します(賞品あり)。

川 柳
 ヘルスアップに関する楽しい川柳を大募集
 運動の格好をひねって一句
 気持ちの変化を一句に
 *「にじと健康」に掲載(賞品あり)します。

あなたの体験を写真や川柳にしてお寄せ下さい
おもしろギネス(工夫あれこれ)

 ○こんなやり方、私だけ!
 ○一晩の盆踊りだけで○○歩
 ○これまで思い違いして過ごしてきました。
 などなど……。
 *「にじと健康」に掲載(賞品あり)します。
〆切 9月末

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[6]
「まちづくり」にがんばる人びと
健康づくりの基本は
友だちをいっぱいつくること

尼崎市健康増進すみれ会会長 清住ゑみ子さん


すみれ会では月2回のウォーキングを続けています


 「健康づくりの基本はコミュニュケーションと持続」、「何でも話し合える友だちをいっぱいつくって、心のつながりを広げ、一人だけではできないことを続けていく」。尼崎市健康増進すみれ会会長の清住ゑみ子さんは月2回のウォーキングを欠かしたことがありません。
 清住さんは3年前からは水泳もはじめ、週3回は1キロメートル泳ぎます。「泳いでいるときは何も考えない。ストレス解消に最高」と、笑顔が素敵です。
 すみれ会は、尼崎市の市民健康増進スクールを修了した「健康づくり推進員」によって構成され、年会費1,500円で、健康づくりについての楽しい学習をし、「自分たちの健康は自分たちで守ろう」と活動を続けています。会員は約400人。市長から委嘱を受け、健康づくりのための運動や食生活の改善を地域に広げています。
 すみれ会の会長になって8年。「最初はプレッシャーもあり、会合での挨拶は大嫌いだった」と振り返ります。「役割は果たさなければ」と、繰り返すうちに自信となり、「自分なりにがんばっている自分が大好き」といいます。
 清住さんは、尼崎医療生協の武庫支部で運営委員にもなり、機関紙配布も行っています。「医療生協には専門家がいっぱい。専門家としての役割を地域に広げていただければ、健康なまちづくりがもっと前進するのでは」と、医療生協の発展に期待を寄せています。

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みんなつながれ
2008年度 尼崎医療生協 

強化月間スタート集会
安心のまちづくり集会


9月13日(土)午後2時〜4時30分 中小企業センター 1階ホール

▼第一部 記念講演
「保健・医療・福祉の充実と地域コミュニケーションがまちをつくる」(仮)
講師:広原盛明教授(龍谷大学、京都府大元学長)
▼第二部
尼崎市スポーツ振興事業団の体操や支部の健康づくりの発表など予定

尼崎医療生活協同組合
お問合せ:組合員活動部
TEL 06-6419-6583 FAX 06-4869-3363

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生協強化月間(10月〜11月)
仲間を増やそう 助け合いを増やそう
「いのちの平等」をみんなで守ろう!


 尼崎医療生協は、これまでの3年間の建設運動の成功で、安心と助け合いのまちづくりをすすめる虹のネットワークをつくりました。その組合員、職員の力を合わせて、多くの困難がある医療・介護の現状と、多くの国民が政治をも動かす可能性がある情勢を深くとらえ、10月11月の生協強化月間に取り組みましょう。虹のネットワークを活かした尼崎医療生協の活動は、「いのちの平等」を守るまちづくり運動につながります。
 あなたも医療生協の仲間ふやし、積立増資、担い手増やしにご協力ください。

強化月間 3つのお願い
1.医療生協に加入していただける方をご紹介下さい。
2.積立増額をされていない方は、定期的な増資をお願いします。
3.「にじと健康」の手配りのご協力をお願いします。

 特養開設、生協病院新築移転、あおぞら会館(老健、小児科等診療所、健康づくりスペース等)、生協歯科新築移転が完成し、これまでの診療所、訪看ステーション、ヘルパーステーション等の施設展開は、地域への貢献度を上げています。また、差額ベッド料金を取らない生協病院の運営が象徴するように、医療生協は「いのちの平等」を守る地域に無くてはならない存在です。組合員の出資・利用・運営参加でこれからも助け合いを強めましょう。

医療生協の助け合いで医療・介護の困難打ち破ろう
 かつてない貧困と格差拡大、医療崩壊の危機とその背景にある深刻な医師・看護師不足、年金や介護の問題からくる不安が渦巻いています。その一方で国民の「後期高齢者医療制度」への不満から政府は「見直し・修正」を余儀なくされています。「制度」の中止・撤回を求める国民世論はより盛り上がりを見せています。組合員は、自分達の生活や地域の問題から、職員は、困難患者の事例等から情勢を実感し協同の輪を広げることができるのではないでしょうか。
 充実したネットワークをつくった尼崎医療生協の仲間を地域でふやし、安心と助け合いのつながりを強めることは、医療・介護や生活で困っている方々の命綱になりえます。また地域から医療・介護の情勢を変えていく力にもなります。生協強化月間を沢山の組合員でとりくみ、運動を成功させることは、自分自身の健康が守れるまちが作れます。
 「強化月間」では、医療生協のことを地域で話す機会を増やしましょう。健康チェックや班会はもちろん、支部、事業所では、訪問行動を計画しましょう。あなたの思いを語ってください。そこに必ず医療生協がお役に立てることがあるはずです。


生協歯科移転宣伝 訪問統一行動に出る組合員と職員・7月、8月

9月13日「まちづくり集会」におこし下さい
 強化月間スタートの集会となる「みんなつながれ安心のまちづくり集会」(9月13日、午後2時〜・中小企業センター)が開かれます。地域のコミュニケーションとまちづくりの観点で、龍谷大学の広原盛明教授が記念講演をおこないます。お誘い合わせておこし下さい。

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にじのコーナー
平和をつくる・健康をつくる・
みんなつながりまちをつくる
医療生協の活動


親子祭り
 各地で開かれる「まつり」に医療生協の支部へ健康チェックでの参加要請がきます。七月二七日、「武庫地区おやこまつり」では、保育所父母の会や尼崎医療生協も参加する実行委員会が主催し開催。生協歯科の歯磨き指導も行いました。

 会場の西武庫公園は、「くまごろう」の人形劇や阪神センター合唱団の和太鼓が鳴り響き、「手づくり教室」や模擬店。バザーが開かれました。かき氷は大人気で長蛇の列となる暑さでした。
 尼崎医療生協は救急コーナーを受持ちました。猛暑のため、ぐったりとした子どもさんが、医療生協のテントの中で、一時、横になるという場面もありその場にいた富澤先生が対応し喜ばれました。
 生協歯科は親子はみがきの指導。健康チェックには、武庫、武庫之荘、西昆陽支部からも組合員一五名が参加し、あわせて、原水禁大会に届ける「千羽鶴」の糸通しを一挙に三千羽近くをやりとげました。
(武庫之荘支部・今中省三)


武庫親子まつりの健康チェックで子どもの歯磨き指導もしました。
武庫、武庫之荘、西昆陽の各支部。生協病院、あおぞら生協クリニック、生協歯科から応援。


盆踊り
 地域の文化、つながりをつくる「盆踊り」をこの夏、支部の運動で、中の島公園(栗山町)、大庄公園、堤外公園(杭瀬北新町)の三ヶ所で開催しました。


中の島公園盆踊り。子どもからお年寄りまで楽しく踊りました。

 4回目を迎える「中の島公園盆踊り」は、医療生協4支部が中心となって開催する盆踊りで、やっと、準備段階から、開催までスムーズに進み、成功させることが出来るようになりました。協力していただいた皆さんに心からお礼を申しあげます。
 「中の島公園盆踊り」は、地域の自治会が高齢化で開催が出来なくなった後を受けて、立花支部、立花北支部、富松・塚口支部の3支部が力を合わせて始めましたが、最初は要領が分からず大変でした。踊っている最中にスピーカーが壊れ、急遽宣伝カーを使い、踊りを続けるというハプニングがありました。
 特に、「後片付け」は、多くの組合員の献身的な協力でやりきりましたが、とても時間がかかったのを覚えています。2回目は午後に大雨に見舞われましたが、ぎりぎりの時間で雨が止み、開催することが出来ました。この取り組みを通して、医療生協の役割が高まり、担い手が増えたこと、つながりが広がったことなどが大きな財産です。
(立花北支部・尾島紘之)

平和バザーと健康チェック
 各地で社会保障を充実させるためのカンパを集めるバザーなどに取り組みました。各支部が工夫をこらし、お世話する組合員自身も楽しく企画しています。

 浦風支部は7月21日、南杭瀬福祉会館で健康チェックとバザーに取り組みました。
 バザーでは、ポピー班、手芸班の古布でつくった作品、手作り石鹸を袋に入れてラッピングしたものも完売。3万円以上(浦風支部では歴史上かつてない)の売り上げでした。心がこもっている「手作り」作品の売れ行きは好調でした。
 健康チェックでは、とても元気そうな80歳を超えた方が「20代の血管年齢」の記録を出し、「ヒャー、スゴ〜イ!」の声が響きました。
 ブーブー班の「手作りウィンナー体験」は、主催者側が盛り上がってしまい、行事を終えてから、手作りウィンナー、おにぎり、ウィンナーのゆで汁スープに舌鼓を打ちながら感想を語り合いました。
(浦風支部・坂田真由美)



8020運動の学習会。染め出して歯磨き指導を受けました。
浜甲子園支部。講師は生協歯科衛生士。



真剣な眼差しで学習。生協病院・大澤Drが講師で開かれた整形外科班会は
組合員の自宅で開催しました。南武西・辻本班



大庄北支部「竜馬」「姉妹」「あじさい」合同班会で介護実践を学びました。
あまの里の職員が講師をしました。



尼崎市スポーツ振興事業団の協力をうけてスマイル健康講座が各地で開かれました。
西園田支部



各地で平和を守る・社会保障充実を守るカンパ活動をしています。
南武西支部の平和バザー・生協病院前

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[10]
深刻な環境曝露

中皮腫などの大量発生はこれから

 日本では1960年代から大量のアスベストを輸入し、最大では年間35万トンを超えるアスベストを使っていました。輸入量の約3分の1が神戸港から陸揚げされ、兵庫県、大阪府でその多くが使用されてきました。特に尼崎での使用が群を抜いています。
 アスベスト曝露から20〜50年で中皮腫等が発症する可能性を考えると、アスベストによる健康被害の発生は、これから深刻さを増します。
 環境省は08年6月4日、アスベスト健康被害で「救済法」に基づいて中皮腫や肺がんと認定した被害者を対象に調査した結果を公表しました。これによると、クボタ旧神崎工場があった尼崎市に居住歴のある人のうち、仕事とは関係のない被害者の割合が75%に上っているというものです。尼崎の75%という割合は、全国平均の40%を大きく上回り、いかに、クボタがアスベストを周辺に撒き散らし、被害を拡大したかを物語る数字です。



しかし、クボタも国も責任を認めず
 今、胸膜中皮腫で亡くなった遺族による、クボタと国の責任を問う裁判が神戸地裁で続いています。
 この裁判で、被告・クボタは「法的因果関係は明らかではなく、何らかの注意義務違反はない」と責任を認めず、「製造工程を自動化・密閉化」したので「石綿粉じんを飛散させたことはない」などと主張しています。
 国も「1960年時点でも、1972年時点でも、規制を必要とするだけの科学的情報はなかった」と極めて無責任な姿勢をつづけ、「公害対策基本法は、一般的な理念法であって、具体的な規制をするための法律ではない」と言っています。
 9月22日には第7回口頭弁論が神戸地裁大法廷で開催されます。引き続き傍聴席を一杯にしましょう。

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県立塚口病院の廃止を許すな!
公立病院には高度医療などの特別な役割がある



 兵庫県は8月11日「県立塚口病院の尼崎病院への統合」を発表しました。
 これは赤字経営がつづく塚口病院の機能の一部を尼崎病院へ移し、塚口病院を廃止するものです。
 7月23日に塚口病院を考える集会が40名の参加でおこなわれ、塚口病院の存続と充実を求める結成総会を開催することが確認されました。
 塚口病院の小児科や産婦人科は二次、三次救急では阪神間では、無くてはならない役割を担ってきました。
 しかし、井戸知事が「塚口病院が赤字である」「施設が老朽化している」「尼崎に2つの県立病院はいらない」など、国の「医療費抑制路線」にのっとった県の新行革プラン二次案に盛り込んだのです。
 塚口病院は県立の総合病院として地域医療を守ると同時に、民間では困難な高度医療や救急医療そして医師、看護師育成などの面でも特別重要な役割があります。市内の開業医や私立病院は、県立病院が存続することで成りたっているといっても過言ではありません。
 8月26日には「県立塚口病院の存続と充実を求める会」が結成され、総合病院として存続と充実の一致点で、尼崎市民はじめ、塚口病院を利用している、宝塚、伊丹市民などとも連携して運動をすすめることを確認しました。

後期高齢者医療制度は廃止しかない
 4月からの制度の導入で大きな抗議の声がおこっています。
 埋葬費までへらされる、とんでもない差別医療の姿が浮き彫りになっています。
 この酷い制度の政府の説明は、75歳以上の人は「複数の病気にかかり、治療に時間がかかる」「認知症の人も多い」「いずれ死ぬのだからお金をかけるのはもったいない」といいきっています。こんな人権無視の制度に、65歳以上の障害者が無理やり加入させられている実態にも批判がおこっています。
 75歳で分断する事自体、大きな間違いです。
 尼崎市でも尼崎医療生協で2万筆をこえ、尼崎社保協関係で5千筆を超えました。撤回、中止を求める意見書の採択は、地方自治体は581にものぼり全自治体の3割をこえ、尼崎市は12月議会で採択しています。
 参議院を通過した撤回法案は、9月からの臨時国会がもじどおり正念場になります。新しく「後期高齢者医療廃止」の一点にしぼった署名用紙が出来上がりました。新署名ですので、いままで署名をして頂いた方にも書いていただけます。

反対の声拡げ、必ず廃止を
 社保委員会では地元国会議員の事務所に系統的に要請に行くことを決めました。町会長さん、老人会長さんへの要請行動も強めていきましょう。尼崎医療生協や尼崎社保協の署名宣伝も猛暑の中でも続けていきます。国会請願はもとより、全衆議員の厚生労働委員へのFAX作戦も大胆に行い、必ず、この悪法を葬り去りましょう。
(榎並 憲治)

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[5]
人工関節手術やリウマチ
センターの立ち上げすすめる

地域で精力的に医療懇談会に参加
尼崎医療生協病院 整形外科
 

 石田理事が病院を訪問して、整形外科の大澤芳清部長から整形外科医療について聞きました。

石田…大澤先生、宜しくお願い致します。
 はじめに、どんな症状での場合に、整形外科でお世話になったらいいでしょうか?
大澤…本来は筋肉や関節などの運動疾患を対象にしています。外傷や骨折と思われがちですが、外傷学は狭いもので、整形の中心ではありません。昔、オルソペリクスといわれていました。オルソは装具のことで、ペリクスは小児科のことで、おこりは成長する子供の体の変形をなおす、先天性股関節脱臼など小児外科が中心でした。今は、オムツの当て方で股関節脱臼も発生率がさがっています。高齢の方がふえ、外来で関節が痛い、動きにくい、股関節に異常があって人口関節や骨を削ることもあります。


大澤芳清部長


石田
…先生、尼崎医療生協の整形外科の特色を教えてください?
大澤…常勤4名、パート1名の5人体制です。中川医師は肩を中心に治療をしています。稲荷医師は膝関節を中心に膝の靭帯を他から腱をとって人工膝、人口関節を中心に治療しています。柏木医師はリウマチを専門に治療しています。まだリウマチの原因はわかっていませんが、この数年間、リウマチの働きを止めるいい薬のために、骨びらんを止められます。手術が激変しました。前は慢性リウマチという呼び名でしたが、慢性という言葉がなくなりました。遺伝は関係ありません。これから研究される、最新の治療、維持的治療は外来で可能です。週2回のリウマチ外来を行っています。
 リウマチは、小中学生や二十代、三十代の女性の病気です。早期発見が可能です、リウマチのセンターを立ち上げたいと考えています。
 また人工関節の手術は昨年度47例させて頂きました。人工関節で生活の質が変わる。制限をとってあげることができる。組合員さんにつくっていただいたクリーンルームなどの御蔭です。
石田…先生は組合員さんの懇談会に精力的に講師で参加されていますが、ご感想を聞かせてください?
大澤…患者様はいつもみていますが、組合員さんと直接話をする機会はなかったです。病気でない方に意見を聞けるいい機会を作って頂いています。例えば骨量が減って起きる骨粗鬆症になる前に、骨量が減るのをふせげます。


石田チヅコ理事


石田
…整形外科として患者様へのアドバイスがあればお願いします。
大澤…患者様の立場に立って考えています。いろんな病気、いろんな状況、患者様が求めていることは何か、人生をその人らしく過ごして頂くために患者様と協力して病気を治していく、患者様の協力が一番です。納得していただいた上での合意(インフォームドコンセント)を進めていきます。今の日本社会、家族のために会社を休んで病状も聞きに来る時間のない方も多いです。ネットワームやセカンドオピニオンも大切にして患者様を中心に医療を行っていきます。
石田…組合員同士が正しい情報でつながっていく、大変いいお話を有難うございました。

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虹のネットワークのページ

 社会福祉法人 虹の会
あまの里2周年
夏祭りの参加者300名


 あまの里は今年の8月で2周年となりました。今回は8月2日に行なわれた家族会主催の「夏祭り」の様子と利用者様や職員の声をお伝えします。

【夏祭りの舞台発表】
 オープニングは琉球舞踊で始まり、子供たちのエイサーや社交ダンスの披露、あまの里の看護師による「よさこいソーラン」など、とてもにぎやかな舞台発表でした。最後には新舞踊の皆さんと入居者様や職員が一緒になって炭坑節を踊って、お開きとなりました。



【模擬店】
 焼きそば・カレーライス・各種パフェ・クッキー・チョコバナナ・ベビーカステラ・たこせん・わらびもち・手作り石鹸など、たくさんの模擬店が並び大繁盛でした。





【あまの里2周年の声】
職員…あっという間の2年間でした。自分達の未熟さにがっくりすることもありますが、入居者様の笑顔に励まされています。
入居者…おかげさんで、よーしてもらっています。ここに来れてよかったです。
ショート利用者…時々お世話になっています。皆さんに良くしてもらっています。この間もお寿司を握ってもらって美味しかったです。(出張握りずし)
デイ利用者…楽しくやっています。ビーズもいっぱい先生に教えてもらって楽しみです。



ボランティア募集
「木かげ」「あまの里」にご一報ください。
介護職員募集
下記の事業所にお問い合わせください。
ご不要になった綿の布・ソファー・エアーマットなどございましたら、
「あまの里」にご一報ください。

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社会福祉法人 虹の会
〈事務局〉尼崎市下坂部3丁目2-40 TEL06-6495-4750

高齢者総合福祉施設
 あまの里 TEL06-6495-4750
デイサービス
 木かげ TEL06-6436-2838

ヘルパーステーション
 なにわ TEL06-6411-8640
 もみじ TEL06-4962-5771
 わかくさ TEL06-4962-3778
 みのり TEL06-4868-8911

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いきいき 虹の健康レシピ
和風冷製パスタ



夏ばて回復に「薬味の力!!」
 「薬味」は漢方の考えから受け継がれてきたもので、食べ物の殺菌、保存効果のほかに健胃、解熱、解毒など様々な働きがあるといわれています。今回は夏の疲れを取る「薬味」で「和風冷製パスタ」を作りました。
■作り方
1)茹で上がったスパゲティは、湯で汁を1/4カップほど残してざるに上げ、氷を入れた水に浸して手早く冷やし、ザルに上げて水気をきる。
2)ボウルにかにかまぼこ、青じそ、みようが、レモン汁、しょうゆを入れて混ぜ、スパゲティを加えて混ぜる。(スパゲティがくっくようなら、残してあった湯で汁を加えながらほぐす)最後に大根おろしも加えてざっくり混ぜ、皿に彩りよく盛り付ける。

材料(4人分)
・スパゲティ(普通の太さ)4人分→塩を加えた熱湯で軟らかめにゆでる
・かにかまぼこ     1パック→ほぐしておく
・大根         400g→おろして水気をきる(消化を助け、胃の働きを高める)
・青じそ        5枚→千切り(食欲増進、殺菌、防腐、解熱の作用がある)
・みょうが       1個→薄切り(食欲増進、かぜ予防、解熱の作用がある)
・レモン汁       大匙2杯(ストレスへの抵抗力を強める、かぜ予防)
・薄口しょうゆ     大匙2杯
・あれば、赤唐辛子   少々(食欲増進、体を温める、夏ばて・冷え性の予防改善)

1人分455kcal

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尼崎医療生活協同組合sitesince2001.1