ネットワークの拠点施設が完成する年
建設運動推進委員長 吉田 幸司
新年、明けましておめでとうございます。
みなさんにはお元気で新年をお迎えのことと、お慶び申し上げます。
さて、建設運動2年目の昨年は、新・生協病院の移転オープン(5月)、あおぞら生協クリニックの開設(12月)と、みなさんの大きなご協力で建設運動を推進し、保健・医療・福祉のネットワークの拠点となる施設を完成させてきました。
この機会に、仲間ふやし・増資運動に日夜ご奮闘いただきました組合員・職員のみなさんに心より敬意と感謝を申し上げます。
今年は、3年間にわたる建設運動の締めくくりの年となり、老人保健施設の「ひだまりの里」(4月オープン)、生協歯科移転(9月予定)を実現するとともに、つくり上げた施設が医療生協の理念と組合員の期待・要望を実現できるよう機能の充実を図り、組合員さんの運動と結んだネットワークの強化・活用で、「住みよさ日本一」のまちづくり運動を一段と発展させることが求められます。
年頭に当たり、いっそうのご協力、ご指導をお願い申し上げ、ご挨拶といたします。
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育児スタートの年
大庄西支部 大下 架奈
私は、昨年10月29日に尼崎医療生協病院で男の子を取り上げていただきました。そんな私にとって今年は育児スタートの年です。
わたしの「いい」って?
ある育児雑誌で「いい妊娠をしたら、いい出産ができ、いい出産をしたら、いい育児ができる」と読んだことがあります。
それを読んだとき「いい」って何?と思いました。
それは、きっと人それぞれ違っていると思います。私も自分の「いい」とは?と考えました。
私はずっと堺に住んでいましたが、結婚し尼崎に引っ越してきました。
はじめは堺で産む予定でしたが、自分なりの「いい」を考えていくと尼崎で育児するのだから尼崎で産みたいと思いました。
どこにどんな病院があるのかも知らない状態から病院を探しましたが、尼崎医療生協病院が自分の希望に一番近い出産ができそうだと思いました。
小児科と連携も
妊娠中も妊産婦相談室で小さな疑問や不安もじっくり聞いていただきました。
無事出産し、入院の間も母乳育児などていねいな指導をしてくださり、退院後も電話での質問に対応していただき小児科との連携もあってとても安心でした。
息子は尼っ子
私は堺っ子でしたが息子は尼っ子になります。我が家も核家族で夫が帰るまで子どもと二人きりです。
だからこそ、もっと地域に根付いていけるよう、スタートしたばかりの育児、がんばっていきたいです。
架奈さんと陽(はる)くん
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「いつもありがとう」に支えられ
訪問看護ステーションはるかぜ
所長・看護師 坂口 淳子
新年あけましておめでとうございます。戸ノ内診療所、潮江診療所、病棟での経験を経て、昨年3月から訪問看護に携わっております。
医療生協に入職して以来関わりの深いこの地域で再び訪問看護師として働くことができ、以前から知っている利用者さまが家でイキイキと生活しているお顔を拝見すると10歳も20歳も若く見えるから不思議です。
ヘルパーさんの作ってくれるおいしい食事や、私たち訪問看護師がお手伝いすることで、一人暮らしであっても自分らしく地域で生活していくことは難しいことではありません。
時にはお叱りを受けることもありますが、「いつもありがとう」の言葉に支えられ、地域に根ざした医療生協でありたいと思い、日々走り回っています。
みなさん、今年もどうぞよろしくお願いします。
車イスでの退院でしたが、今では家族みんなでお散歩も楽しめる小田諭さん。
左から、お孫さん、ひ孫さん、はるかぜ坂口所長、小田さん、奥さん、はるかぜ里井看護師
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番茶も出花の18歳
大庄北支部 春日班 班長 稲留 テル子
今年もヘルスアップに励みます
「ヘルスアップ体験」を全員実施…春日班と花いち班
春日班が誕生して、この春18年になります。歳月の流れは夢のようです。
玄関先の尿チェックから始まり、色々なことをやってきたと思います。
ダンベル体操にゴキブリ団子・ジョギング・カラオケと楽しい事ばかり、時には勉強会も入れながら続けてきました。
今は太極拳も
公園で夜7時から8時ごろまで週4回、月夜になると何ともいえない思いの太極拳。月1回は老人福祉センター千代々からの指導も受けています。
春日班の目標は
1.老いて転ばないこと
2.尿漏れしないこと
3.車イスを使わないこと
です。
90歳の長老 新春の抱負は?
「今年も、尼崎天満座(三和商店街の大衆演劇)に通って若いエキスをもらってくる」という90歳の久場世津子さん、今年の抱負は、年寄りの話でなく若い人の仲間に入って話を聞くこと、私は指導する程の頭がないので…とのこと。
(上の写真、稲留さんは後列右から2番目) |