=====2006年11月号=====


・みんなの出資で
 安心・快適・参加の新病院を
・許せない連続する医療改悪
 格差が命を奪う
・ホスピスってなぁに?
  8.あなたのさいごが、穏やかでありますように
・医療生協の看護で輝くいのち
・カムバック・ナース・プログラム
・ほっとスポットあまがさき2
  広済寺・近松公園
・私のいきがいボランティア4
  95歳のお元気さん
・食で班会
  栗入り赤飯

 
みんなの出資で
 安心・快適・参加の新病院を



10月21日(土)〜22日(日)橘公園にて、200名の市民が健康チェックを受け、17名が加入。

市民まつりで
 「あまがさき市民まつり」で組合員・職員90名が健康チェックをしました。「血圧の測り方は当日教わりました。私にもできたので、今後は骨密度などの健康チェックも勉強したい」―初めて健康チェックに参加した石本美智子さん


新病院…完成すれば4階建(10/18撮影)


出資金の増資の方法は
 ●支部役員まで
 ●事業所の窓口まで
 ●毎月引き落としで
 ●口座振込みで
  でお願いします。

 毎月1000円の積立て増資をされている方はもちろん、全ての組合員が年末までに一度は増資に参加していただけるよう、職員、組合員一同がんばっております。ご協力下さい。
※出資金は、寄付ではありません。転居・死亡・その他の理由で尼崎医療生協を脱退される際には全額お返しいたします。
 利子はつきません。

年末までに出資をして
新年を迎えましょう

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許せない連続する医療改悪
格差が命を奪う

景気回復?
 政府は「景気は回復した」「戦後最長の景気が続いている」と強調します。たしかに、一部の大企業はバブル経済期を超える利益をあげていますが、多くの市民にその実感はありません。

働いてるのに生活保護以下
…ワーキング・プア

 今、大きな社会問題となっているのが、「格差社会」の広がりです。
 働いているのに生活保護水準以下の暮らししかできない世帯=「ワーキング・プア」が全世帯の10分の1を占める400万世帯を超えています。政府の調査でも「生活が苦しい」と答える世帯が増え続け56.2%と過去最悪に達しています。
 20代では年収150万円未満が2割を占めています。

歪められた税制
多くの市民に重圧

住民税が8倍に!
 「年金収入が変わらないのに、住民税が4千円から8倍の3万1千円にもなった」。こんな抗議に訪れる高齢者で、6月から全国各地で役所の窓口がパニックに陥っています。
 尼崎市でも1万人を超える問い合わせがありました。
 原因は、自民党政府が、住民税の老年者控除の廃止と公的年金等控除の縮小を決めたため、収入が変わらなくても課税所得が増加することにしたからです。非課税から課税になった人もたくさんいます。
 影響を受けた高齢者は、500万人にのぼります。
 課税所得をもとに国保料や介護保険料が決まるので、負担はさらに膨みます。

社会保障の改悪
福祉が命を奪う

年老いた母
殺したのは…
 「裁かれているのは被告だけではない。日本の介護保険制度や生活保護制度のあり方が問われている」。
 認知症の母親の介護のために退職、生活に困窮し心中を図ったとして、息子が承諾殺人の罪に問われていた裁判で、06年7月21日に裁判長が判決言い渡し後に行った説諭です。
 医療では、患者負担が何度も引き上げられました。医療機関の窓口で「一部負担金が払えない」という人が生まれています。また、国保料が支払えないために、保険証を取り上げられ、受診できずに死亡するという事例も起きています。

医療改悪の大波

 自民、公明の与党は、多くの国民の反対を押し切って今年の6月に医療「改革」法を強引に成立させました。
 高齢者の患者負担が、今年10月1日と08年4月1日の2段階で引き上げられます。
 また、地域からは、安心して療養できる施設やベッドを大幅に削減する予定です。

医療費使えば
ペナルティー

 さらに、都道府県や保険者(健康保険組合などの機関)に医療費抑制を義務付け、それができない場合には、保険料の引き上げなどを迫る計画です。



社会保障で格差是正
 「格差社会をこのまま放置できない」という声が広がっています。そのためには、その原因である自民・公明の政治をやめさせなければなりません。
 政府は、今後5年間で国と地方の社会保障支出を1兆6千億円も削減しようとしていますが、とんでもないことです。
 年金、医療、介護、障害者福祉とこの間行われてきた改悪を見直し、社会保障制度への国民の信頼を取り戻すことこそ重要です。

財源はあります…3兆円
 大企業の税負担を適正にすることが必要です。また、在日米軍の移転のためには、3兆円もの国費をポンと出そうというのですから、その気になれば自国の国民のために必要な費用の捻出は十分可能です。


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尼崎医療生協病院緩和ケアチーム
ホスピスってなぁに?

8.あなたのさいごが、穏やかでありますように
医療生協病院 師長 小西 明美

 この一年、緩和ケア・ホスピスについて、体や心の痛みを取り除くこと、ボランティアや心理職とともにケアを行うこと、を掲載してきました。今号では避けて通れない「死」について少しふれてみたいと思います。

 生と死は隣り合わせにあるものと言われています―生きてきた以上、最期には死が待っている。
 ですが、そんなに割り切って考えられるものでしょうか。特に病気などで死期が近いと自分で感じられている方にとって、そう考える事はつらいことでしょう。死はまだまだタブーかもしれません。
 看護師として働く中で、患者様から「生きていくのがつらいです」「早く死にたい」と訴えられる機会があります。そのようなご気分なのですね、と尋ねると、ほとんどの患者様は、それ以上お話しになりません。現実に死を怖いと感じたり、死にたいと思う程つらかったり、言葉に表せない恐怖や孤独感があるのかもしれません。
 「『良い死』とは、1.痛みや症状が緩和されること 2.適切に意思決定することができること 3.死の備えをすること 4.人生を完了すること 5.人のために役立つ事 6.全人格を肯定されることなど、構成要素を患者、家族と適宜話し合う事である」とされています。
 とてもつらいことだからこそ、1人で抱えるよりも、一緒に支えてくれる人がいればいいと思います。
 聴いたり、話したりしてお気持ちを共有する方法もありますが、お側にいて、心の中の言葉にならない時間を一緒に感じる方法もあります。
 緩和ケアで痛みがなくなり、風が気持ちいい、空がきれいだなと穏やかな時間を感じていただいたり「いい人生だったな…つまずくことも多かったけど、乗り越えてきたよな」と振り返る機会は『良い死』の条件ではないでしょうか。
 また、死は、最期なのでしょうか?
 神様のおられる場所に召される、肉体はほろんでも精神は生き続ける、家族と一緒にいる、故郷の土に帰る、いや死んだら「無」になる、それぞれの宗教や、宗教をお持ちでなくても、お考えがあると思います。呼吸が、心臓が止まった時に、自分がどこにいるのか…。
 私ごとですが、子どもたちを天国から見守りたい、これが希望です。そう考えると死は最期ではないのではないかと思います。

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医療生協の看護で輝くいのち


患者さまの笑顔に、思わずうれしくなる瞬間
(内科病棟にて・本文と写真は直接関係ありません)


いま、尼崎医療生協病院では看護師確保に全力を挙げています。

ホスピス新設と地域の看護力向上に
 新病院の緩和ケア病棟(ホスピス)新設に伴う増員が必要なのはもちろんのこと、看護師確保が「地域の持つ看護力」をさらに向上させることにつながるからです。

「自宅ですごしたい」
願いかなえる〜普通の病院にない看護力

 人工呼吸器をつけた状態で1年近く入院されている寺岡伸夫さん(仮名)は、ある日から、命の糧ともいえる経けい管かん栄えい養ようのチューブ(流動食を流し込むために鼻から胃へ通した管)を自分で何度も抜ばっ去きょ(引き抜くこと)することが続き、全ての治療を拒否する状態に至りました。
 「どうしようか…」本人、ご家族と一緒に相談するなか寺岡さんは「あした いえに かえる」と筆談で答えました。

「あしたいえにかえる」
 その一言で、在宅療養(ご自宅での療養生活)に向けて、スタッフ全員が動き出し、往診・訪問看護・訪問介護(ヘルパー)との連携で退院の準備を整えました。
 そして、1日で、家庭での手当ての仕方を家族に教え、受け入れの体制を整えました。
 とても嬉しそうに退院した寺岡さんは、今日も元気に自宅で過ごされています。

人生を輝かせる看護
 他の病院からきた看護師のTさんは「普通の病院では考えられない…すごい!人と向き合い看護している…と心から実感することができた」と感動。
 一人ひとりの人生を輝かせる看護…医療生協ならではの「看護力」を看護師増員でさらにパワーアップさせていきましょう。
 組合員のみなさん、ぜひ看護師をご紹介ください!

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そろそろ現場復帰しませんか?
カムバック・ナース・プログラム
〜家庭にいる看護師さんの
   職場復帰のための公開講座〜


このプログラムは尼崎医療生協への就職を前提とするものではありません。お気軽にご参加ください。

●日 時 12月6日(水)〜8日(金)10:00〜15:00
●費 用 3日間で2000円(昼食代込み)
●託児所 あり(別途1000円)
●内 容
  医師による医学講義…がん治療・メタボリックシンドローム・アレルギー疾患など
  認定看護師による講義…感染管理・高齢者看護
  実習…医療機器取扱い・サーフロー留置・CVC挿入介助など

お申し込み・お問い合わせ・看護師の紹介は
尼崎医療生協病院 師長室 冨永・谷林
電話:06−6436−1701(病院代表)

申込み〆切 12月1日 先着20名

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ほっとスポットあまがさき2
広済寺・近松公園




 11月22日が近松門左衛門の命日ということで毎年行事が盛りだくさんです。
 今年は10月29日が近松祭で午前中は法要と墓前祭、午後は園内の近松記念館で文楽上演が行われます。
 11月4・5日は近松あいあい市で尼崎や地方の特産品の即売会、たくさんの屋台も出て縁日の気分が味わえます。
 私たちが訪れた普段の公園は緑あふれる19000平方メートル?の園内で囲碁や将棋を指すグループが多く愛好家の憩いの場となっているようです。
 3人連れでウオーキングするご婦人や子供連れの若い夫婦の姿もありました。
 せせらぎや池が中心にあり、春先には梅林や桜のお花見も盛んなようです。
 近松公園の周りは広済寺だけでなく、歴史ある須佐男(すさのお)神社、伊佐具(いさぐ)神社があり、ゆったりとして小鳥たちのさえずりを聞きながらお弁当を広げて楽しめるスポットです。

取材・本庁支部 山神一子 事務局 河野 勇

●アクセス●
尼崎市バスで「近松公園」下車
  JR尼崎駅北側から
  11.阪急園田
  12.阪急塚口
 JR塚口駅東側から
  12.阪神杭瀬
 阪急塚口駅南側から
  12.阪神杭瀬
 阪急園田駅南側から
  11.阪神尼崎
 阪神尼崎駅北側から
  11.阪急園田
  12.阪急園田

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ボランティア活動の3原則…自発性・社会性・無償性
私のいきがいボランティア4

95歳のお元気さん
下田あい子(95)
生協病院ボランティアグループ
ウエスカット=古布を切ってウエス()づくり



 ウエスカットをさせて頂きまして、ほぼ1年になります。
 加齢黄斑変性症がひどくなり視力が悲しいほど落ちて、好きな洋裁・和裁が全くできなり、とても退屈な日を過ごしておりましたところ、偶然にこのボランティアがある事を知りました。
 これならば私にもできると思い、早速にお願いをして始めたことがきっかけです。
 今では、病院とデイサービス「木かげ」(私も通っています)より、古布をお預かりしてウエスカットに精を出しております。
 ご関係の方々が、鋏(はさみ)の使用により腱鞘炎(けんしょうえん)にならないか、と気遣ってくださいますが、全然そのような事もなく、むしろ楽しんで喜んで、させていただいております。
 そして今では生きがいとさえ思って感謝して励んでおります。
 この先もどうぞカットする古布がどんどん到来する事を願っております。

)ウエス=拭き物に使える布、使い捨てにしています。

●古布をお寄せ下さい●
 シーツ・Tシャツなど洗濯済みの物に限ります。
 生協病院または、デイサービス「木かげ」(在宅総合センター「ふる里」内)まで

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食で班会
監修組合員活動部 寺岡 伸子(管理栄養士)

2日がかりで、みんなでつくる
〜栗入り赤飯(小豆ご飯じゃありません)
(浦風支部 ぶーぶー班)

今日は班長さんの誕生日。前日から下ごしらえした栗入り赤飯・秋満載の豚汁・酢の物でお祝いしました。
記者僕は電気釜で赤飯つくりますよ。
班のみなさんそれは、『小豆ご飯』よ、赤飯は手間隙かけてつくるの!




↑みんなで栗むき 皮むき器を使って

●栗入り赤飯●

《材料》
もち米 1升・小豆3合・栗1kg

《つくりかた》

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尼崎医療生活協同組合sitesince2001.1