=====2006年10月号外=====


・市長と語ろう[報告特集]
 明るいまちづくりのつどい
  白井さんとならできる住みよさ日本一の尼崎
・パネルディスカッション
 みんなで考えよう、尼崎のまちづくり
  市政との連携すすめよう
・ポスターセッション
  支部の「保健・医療・福祉のネットワーク」を地域で活かす
  市内の諸団体がまちづくりを発表
  地域の健康をサポートする事業所紹介
・新しい尼崎医療生協の尼崎での役割
・みんなの出資金増資で
 4つの建設を成功させようね!
・白井市長の4年間で

 
市長と語ろう[報告特集]
明るいまちづくりのつどい

白井さんとならできる
住みよさ日本一の尼崎


 尼崎医療生協は9月30日、「市長と語ろう明るいまちづくりのつどい」をアルカイックホールで開催しました。









 「つどい」では、さまざまな分野でまちづくり活動に取り組んでいる団体や支部がポスターセッションと「1分間アピール」。リム・ボン立命館大学教授が「尼崎らしい多彩な提案型の先進的なまちづくり活動」と講評しました。
 福島哲専務が、尼崎医療生協の社会的な役割の重要性についてふれ、島田真・生協病院院長が新築工事を行っている新病院を紹介しました。
 白井文・尼崎市長、リム・ボン教授、船越正信・理事長が櫻井泰平理事の司会のもとで、パネルディスカッションを行いました。

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パネルディスカッション
みんなで考えよう、尼崎のまちづくり

市政との連携すすめよう

 第二部は、白井文・尼崎市長、リム・ボン立命館大学教授、船越正信・尼崎医療生協理事長によるパネルディスカッション。
 櫻井泰平理事の司会のもとで、1時間半にわたって尼崎医療生協と白井市政の連携の可能性を縦横に語りあいました。


行政とのパートナーシップを 船越正信・尼崎医療生協理事長


皆さんと一緒に、がんばっていきたい 白井 文(しらい あや)尼崎市長


住民参加のまちづくり…最先端が医療生協
リム・ボン教授 立命館大学産業社会学部教授・都市政策論専攻


「あまの里」は
共につくっていけるシンボル(船越理事長)

 船越理事長が「特養建設を決めた臨時総代会で市長から『みなさんのお力で成功させてください。市の財政事情で市はお金は出せませんが強いエールを送ります』と挨拶をいただき、私を含めて組合員みんなにとって大きな勇気づけになりました。自分達の手で特養をつくる運動を市も応援してくれている、“がんばろう”と短期間で1億円の寄付金が集められ、特養がたちあがったわけです。私たちの願いを実現するために、必要なものを共につくっていける形がそこに見えた」と市政との連携の印象を語りました。

夢を形にする
医療生協の力すごい(白井市長)

 白井市長が「『あまの里』も新病院も、夢を形にする医療生協の力、すごいなあ、すばらしいなと思います。安心・安全のまちづくり、健康づくりに、行政も一緒にがんばらなければという闘志が湧いてきました」と応え、6月24日の組合員交流会で寄せられた150項目の「尼崎市への要求」に丁寧に答えました。


白井市長が答えた〜組合員からのアンケート

市政との連携に期待
…住みよさ日本一のまちづくり
(リム・ボン教授)

 リム教授は「『住みよさ日本一のまちづくり』という尼崎医療生協のスローガンを聞いたとき、実は驚いた。けれども、あながち間違っていない。尼崎はどこに行くのにも便利、しかも産業がたくさんある。公共施設が整っている。あともう少し努力をして市民のみなさんが行政とタイアップしてまちづくりにとりくんでいけば、大変住みやすい地域となる。そこで重要になってくるのは、市長も指摘した“健康に暮らせる地域か”ということです」とのべました。

健康に暮らせるかが、
最大のポイント(リム・ボン教授)

 さらに、「医療生協と出会って、住民参加型のまちづくりを最先端でやっているのが実はこの医療生協運動だと実感している。医療生協の場合は、組合員から出資金が寄せられ、病院・診療所を運営し、さらにそこから様々なまちづくり活動に繋いでいる。ここと行政が本当に連携しはじめたときには、その地域はものすごいエネルギーを発揮する」と医療生協と尼崎市政の連携に期待を寄せました。

医療生協の
保健予防活動に期待(白井市長)

 白井市長が「医療生協の健康チェックはすばらしい取り組み。どんどん広げて、いろいろなイベントとドッキングさせて効果を上げて欲しい」「例えば尼崎市のヘルスアップ事業に協賛している弁当に適マークを付けて店頭に並べ、食生活の改善を実現したい」と期待と抱負を述べました。

社会生活習慣病
医・食・住すべての改善が必要
(船越理事長)

 船越理事長が、「医・食・住」の大切さと社会生活習慣病(個人の生活習慣だけでなく、長時間労働や住環境、平和、社会保障制度なども病気の因子)についてふれ、安心して住み続けられる住居の重要性を強調し、「白井市政になって、できないことは意を尽くして説明し、市民の理解を求める仕組みが車座集会などでつくられた。さらに発展させて行政とのパートナーシップをつくりたい」と抱負を語りました。

皆さんと一緒に、
がんばっていきたい(白井市長)

 白井市長は市政をすすめていくうえで「4年間で困難なこともたくさんあったが、医療生協を含む市民のみなさんから勇気をもらった。一人ひとりが思いを結束すれば本当に大きな力になるし、目的を達成できると思っています。そんな思いでみなさんといっしょに頑張っていきたい」と決意を語りました。


9月30日アルカイック大ホール「市長と語ろうあかるいまちづくりのつどい」

まとめ
 このパネルディスカッションで共有できたことは、白井市長といっしょなら、多くの団体や市民と手を携えて、たくさんのまちづくりのドラマがつくれるということでした。

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ポスターセッション

支部の「保健・医療・福祉のネットワーク」を
地域で活かす


マップ・ネットワーク図で支部の
まちづくり方針発表!

 尼崎医療生協の25の支部がマップまたはネットワーク図を持ち寄りました。
 今回のネットワーク図は、尼崎医療生協がもつ保健・医療・福祉の施設を各支部でまちづくりに活かすため、支部に何ができるのかを検討するために作成したものです。今回は「高齢者」に焦点をあてての作成となりました。

市のまちづくり引き受けるぞ!
(リム・ボン教授の講評)

 ネットワーク図で市に対して「保健・医療・福祉の分野でよそにはない尼崎のオリジナルな施策をやろうじゃないか」と呼びかけている支部がありました。
 市に何かをしてほしいという要求だけでなしに、「医療生協はこの分野が得意だから、市が何かをやろうとするならば医療生協は協力するぞ」…つまり、引き受けるぞと言う姿勢でネットワーク図が書かれていたことには大変驚きました。



 「10月はじめには、杉の子保育園さんと相談させていただき、月1回の予定で食事会をすすめていきます。このことが地域のお年寄りをはじめ、この地域の住みよさの一助となり、さらに小規模多機能施設への発展につながればよいのではないかと思っております。」
「一分間アピール」より・常光寺支部 笹山カリ 支部長



市内の諸団体がまちづくりを発表


尼崎公害患者・家族の会のポスターセッションより

一分間アピールより
(尼崎公害患者・家族の会
  事務局 村松 一さん)

 子や孫に「青い空、きれいな空気」を手渡したいとの思いで起こした公害裁判で企業から勝ち取った解決金を元に、尼崎南部再生研究室を立ち上げ、「尼いも」の復活、運河クルージング、冊子「南部再生」も1万部発行し、まちの再生に取り組んでいます。

運河の再生で尼崎のイメージ一変
観光資源も
(リム・ボン教授の感想)

 「運河の再生をやると何が起こるかといいますと、これは観光資源にもなりうると思いますね。尼崎のイメージが、こういったとりくみの中で一気に変ってしまうという可能性がありますね」

ポスターセッション、「1分間アピール」の参加団体(アイウエオ順)
 尼崎公害患者・家族の会、尼崎市教職員組合、尼崎都市・自治体問題研究所、尼崎民主商工会、尼崎老人福祉会・喜楽苑、NPO法人あまーち、新日本婦人の会尼崎支部



地域の健康をサポートする事業所紹介
すべての事業所から職員が参加。
組合員の要求にいかに応えるかを発表。




 生協病院の全職場と全ての診療所など14の職場と統括院所利用委員会などが、事業や活動の紹介を手づくりのポスターで発表しました。
 新病院の平面図やホスピスのイメージの展示をみた参加者から、「個室料が無料のホスピスが楽しみ」「明るくて、今より広くなるならステキね」などの声がありました。

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新しい尼崎医療生協の
尼崎での役割


「働く者の医療機関」
としての誕生から56年

 尼崎医療生協は前身のナニワ病院が戦後まもない1949年に誕生して以来「働く者の医療機関」として市民の皆さまに支えられてきました。

市内に24の事業所
 虹の会と医療生協あわせて、24の事業所を市内に持っており、これは他に例を見ない濃密な施設展開といえます。
4つの建設でネットワーク充実
 現在取り組んでいる特養・新病院・老健施設・歯科移転の4つの建設が終われば、兵庫県内で最も行き届いた「保健・医療・福祉のネットワーク」が誕生します。

遠くの親戚より近くの医療生協
 このネットワークが支部を中心とした地域での助け合い活動に結びつき、「遠くの親戚より近くの医療生協」と呼ばれることをめざします。また、班で取り組む健康づくりや「くらしのつくりかえ」とも結び付けます。
 この事で「安心と助け合いのまちづくり」で「住みよさ日本一の尼崎」をめざすことができます。

住みよさ日本一の尼崎は団体・市民
そして市長と一緒に

 もちろん、医療生協だけで実現できるものではありません。
 住民運動・労働運動、そして白井市長と力を合わせて「まちづくり」に取り組むことが尼崎での医療生協の新しい社会的使命と考えていす。

尼崎医療生協の「まちづくり」
中心課題は「健康問題」

 兵庫県内90の市と町のなかで尼崎市は3番目に平均寿命が短い、さらに男性が65歳未満で死亡する率は30.4%でダントツ1位…4万人の組合員を抱える医療生協がありながらの実態です。
 白井市長が10年・20年先を見越して取り組まれているヘルスアップ事業がありますが、医療生協も129の班と、236人の保健委員がいる特徴を活かして健康問題に取り組みます。
(福島 哲 専務理事の報告を要約)


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みんなの出資金増資で
4つの建設を成功させようね!


増資の方法は
○支部役員まで
○事業所の窓口で
○毎月引き落としで
○振込みで

出資金っていうのは、事業の元手にするお金で組合員から預かったものだよ。
寄付じゃないし、利子は付かないよ。

住みよさ日本一の尼崎
「安心と助け合いのまちづくり」でめざす

支部の助け合い
遠くの親戚より近くの医療生協

マップ・ネットワーク図の実践

濃密な施設展開
保健・医療・福祉のネットワーク

市内に24の事業所

4つの施設建設でさらに充実
 1.特別養護老人ホーム
 2.新病院
 3.老人保健施設
 4.生協歯科拡充移転

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白井市長の4年間で

「あまがさきを変えよう!」と、4年前に尼崎市長に就任した白井文(あや)市長は、新政会(自民)などの様々な妨害にも屈することなく、大きな実績をあげてきました。
 例えば…
  県立塚口病院の存続
  35人学級の実現
  福祉医療制度の切捨てに反対
  など



市民の意見をきく仕組みをつくり、
情報を開示し、住民参加をめざし、
同和行政を見直し、
大型公共事業を見直し、
市長退職金・市長交際費を大幅減額し、
厳しい監査制度を確立するなど、
市民が主人公の市政運営をすすめてきました。


清潔・公正つらぬいて
 その主なものは、清潔・公正の立場をつらぬき通してきたことです。議員のいわゆる「口利き」や談合を許さない仕組みをつくりました。

住民の運動と連携
 白井市長は、情報の開示を積極的にすすめて市民の意見を聞く仕組みをつくりあげ、不公正な同和行政を勇気を持って見直し、大型公共事業の見直しをすすめました。
 さらに、住民の立場でリーダーシップを発揮し、国・県に対しても率直に意見・要望を述べ、小学校2年生までの35人学級を実現させ、県立塚口病院を県立として存続させ、また、県の福祉医療制度切り捨て計画に最後まで反対したことなど、住民の運動と連携して、白井市長ならではの実績をあげてきました。

危機管理・負担軽減
 昨年のJR事故対応、アスベスト被害対策などでは危機管理能力をいかんなく発揮しました。
 財政状況が厳しいなかでも、国民健康保険の赤字分を一般財源から補填するなど、市民の負担軽減に努めています。

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尼崎医療生活協同組合sitesince2001.1