Chance Challenge Change
チャンス・チャレンジ・チェンジ
特集・福島哲新専務にインタビュー
さあごいっしょに3つのCで3つの夢を実現

5月29日の第37期通常総代会で、新しく着任した福島哲(さとし)専務理事に、富松・塚口支部の山本雅子さんがインタビューしました。
京都の町並み散策と紅茶・中国茶を愛する専務は小・中・高校を尼崎ですごした「尼っ子」で、家事も夫婦平等といったお話も交えて専務のいれたお茶を頂きながら歓談。
そして、5月29日の総代会で決まった「新病院建設と新しい事業」について、「チャンス・チャレンジ・チェンジ」の取り組みをわかりやすく紹介していただきました。
また、みなさんの大きな期待が寄せられている1億円の寄付金による特養建設については、「新病院建設と老健施設の展望を併せれば、県下で一番の保健・医療・福祉のネットワークができあがる」との話に夢が膨らみます。
最後に、専務として「新しい3つの事業成功のために、最初から最後まで責任を負う」との決意で就任された心境を語っていただきました。
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福島 哲(ふくしま さとし)
尼崎医療生活協同組合 専務理事
生涯かけて追求し続けたいこと
競争社会から協力社会へ
…医療生協こそがフラッグシップ |
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山本 雅子(やまもと まさこ)
副支部長・総代
医療生協とのお付き合いが、もう5年ほどになります。
副支部長として参加しながら、自分の趣味を生かした班会などを行っています。
趣味:料理・小唄 |
山本雅子さん はじめまして、富松・塚口支部で運営委員をしております山本雅子です、よろしくお願いします。
福島哲専務 このたび専務理事に就任いたしました福島哲です。ようこそお越しくださいました。
専務は「尼っ子」
山本 お生まれは、尼崎とお聞きしておりますが?
福島 生まれたのは徳島ですが、4歳のときに尼崎の大物に来まして、それからずっとこちらで、「尼っ子」を自負しております。
山本 専務にお茶まで入れていただいて恐縮です…おいしいですねこの中国茶。
福島 朝起きて、朝食とお弁当作り、そして、お茶を入れるのが私の日課なんです。できあがったころになったら家族がぼちぼち起きてきます。
家庭奉仕?
山本 家庭奉仕もなさっているのですね。
福島 「家庭奉仕」っていう感覚じゃだめみたいで、「家事労働というのは平等に」という感覚ですね。
山本 それで、円満に?
福島 ようやく、最近ですね、ごく自然にそういうことができるようになったのは。
山本 えらいですね、想像できないんですが…
生協の職員も
福島 いえいえ、最近、医療生協の職員も、だんだんそういう世代が増えてきていますね。
ただ、僕が、結婚式のスピーチなど、あちこちでそういうことをしゃべるものですから、女性の職員からはすごく喜ばれるのですが…男性の職員からは「専務がそういうことを言うから、僕が家事もせなあかん」といわれますね。(笑)
町並み散策
山本 お休みの日はどのようにお過ごしていらっしゃいますか?
福島 京都の町並みを散策するのが好きで、たまに…
山本 お寺めぐりですか?
福島 お寺めぐりというより、町並みを…家内も京都で同じ大学に行っていましたので、いまだに、愛着がありまして、二人で一緒に…
特 養===================
特別養護老人ホーム(名称募集中)
2006年7月完成予定
尼崎市下坂部3丁目
新病院===================
尼崎医療生協病院(外来・入院)
既存の病院の西に新築移転
2005年12月着工予定
2006年11月診療開始予定
老 健===================
老人保健施設(入院施設)
既存の病院を改修・改造して開設
2006年11月 工事開始予定
2007年6月 開設予定
山本雅子さん 専務さんが事務長として7年間お勤めされていた生協病院ですが、いよいよ新築移転ですね。
この建設運動も含めて3つの新しい事業も始まりますが…
福島哲専務 いま、「一番初めの事業」として「特別養護老人ホーム」(=特養)の建設・寄付運動の真っ最中ですが、この「特養」から始まって「病院の建設(新築移転)」それから、既存の病院の建物が空きますので、「老人保健施設」(=老健)の認可をとって、有効活用していく…と「3段階、3年以上」の取り組みになります。金額にすると、50億円近くになります。
山本 今までにない規模とテンポ、大変な取り組みですわね、どういう姿勢で取り組まれるのですか?
福島 「チャンス・チャレンジ・チェンジ」という3つのCをスローガンに取り組みます。
これは、またとない機会(チャンス)に果敢に取り組む(チャレンジ)なかで、自らも変わっていく(チェンジ)ことで、連続した3つの新事業を成功させ、兵庫県で一番とも言える「保健・医療・福祉(介護)のネットワーク」を形成できる組織に生まれ変わろうというものです。
Chance
繰り上げ当選で特養をつくるチャンス・新病院建設で土地を貸してくれるというチャンス・現存の病院を老健として活用できるチャンス チャンス
●特養の方は、市の公募抽選に落ちまして諦めていたんですが、急きょ繰り上げ当選となりました。
国と県からの補助金がつく最後の事業ということですし、これは、今しかないチャンスです。
●新病院建設の土地確保もチャンスに恵まれ、工事で患者様に迷惑をかけずに建設が可能になりました。
●既存の病院の建物も、老健として活用するチャンスがあり、もし許可が取れなくても船越理事長の掲げる「医食住」の理念のもと、高齢者住宅として活用する方向を総代会でも提起させていただきました。
●介護事業は行政との関連もあるだけに、これだけ大きな事業をやれる条件のある医療生協は全国的にもありません。
Challenge
決められた期間内に寄付金を集める仲間ふやしにチャレンジ・3年で7億円集めるチャレンジ・組合員の要求実現に向けての職員のチャレンジ チャレンジ
●3つの事業はいずれも大変ですが、大きなチャンスです。これを生かすために、果敢に挑戦(チャレンジ)しようと5月29日の総代会で決定しました。
Change
通信教育・MBOやISOの実践・組合員組織強化などで自らチェンジ
チェンジ
やる上は、職員も組合員も含めた医療生協全体が、自ら変わる(チェンジする)機会として挑戦(チャレンジ)しなければ、事業を実現させることはできないと思っています。組合員の皆さんの協力なしには実現できません。大変ですがご一緒にがんばりましょう。
山本 特養の寄付を集めに歩いていますが、ご協力いただける方が多いので驚いています。市内にできるということで期待も大きいですね。
福島 本当に大勢の方にご協力いただいております。(5580件・8520万円6月25日現在)
福島 祖母が入居した特養は、明石の山奥で景色も空気もいいのですが、駅からタクシーでないとたどり着けない、とても「顔を見に行こうか」とは、いきませんでした。
山本 その点、私たちの特養は、尼崎のまちの中で、お見舞いも楽しみになりますわね。
医療生協ならではの特養を目指して
福島 尼崎には特養で全国的にも有名な喜楽苑(きらくえん)(注1)があります。この喜楽苑の「下町のノーマライゼーション」(注2)に学びながら、そこに医療生協ならではの特徴を加えていきたいと思います。
私たちの特養には、医療機関をバックに持っている、地域に支部があって班がある、なによりも組合員の方々の存在がある特徴をフルに生かそうということです。
(注1)喜楽苑(きらくえん)…社会福祉法人尼崎老人福祉会の経営する特養、兵庫県下に4つの「喜楽苑」があります。
私たちの介護事業、福祉事業の立ち上げに協力していただいています。http://www.kirakuen.or.jp/参照
(注2)「下町のノーマライゼーション」…徘徊など、いろいろな問題を抱えた高齢者の方を施設に閉じ込めるのでなく「まちぐるみ」でそういう方々をフォローアップしています。 |

小規模多機能の施設展開も
福島 それと、特養を持つことで社会福祉法人の格付けが上がり(注3)小規模多機能の施設をあちこちで展開できるようになります。特養が一つできるよ、というだけでなくて、もっと大きな可能性が広がります。
| (注3)私たちの社会福祉法人「虹の会」がいまの第二種法人から、第一種法人に格上げされることにより借地でもデイサービスや入居施設を運営することが可能になります。 |
広がるネットワーク
山本 特養ができることで、小規模多機能の介護施設などができる。新病院ができて、既存の病院が老人保健施設になるということで、みなさんの期待も大きく膨らむのではないでしょうか?
福島 尼崎市内に、兵庫県下で一番の保健・医療・福祉のネットワークが完成し、それが組合員のみなさんの地域での助け合い活動と結びつくことによって、高齢者が安心して暮らせる日本一の地域ネットワークが展望できると思います。
山本 新専務さんも大変ですね。責任も重いですし。
福島 そうですね、前専務が大変がんばって、尼崎医療生協をここまで盛り上げてこられましたが、3年以上かかる3つの事業を責任持ってやり切る世代で、ということで、就かせていただきました。非常に明確な任務と責任を負わせていただいております。
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