=====2004年1月号=====

尼崎医療生協が生協法施行55周年記念
  兵庫知事表彰を受賞

新しいつながりできた―生協強化月間
  (9〜10月)

保健活動委員会・社保委員会
  大腸がんキャンペーン 市民健診充実につなげる

医学対かわら版
  『地域の中で育てよう!私達のお医者さん』

04新春特集組合員座談会
  私と地域、医療生協でいきいきと

にじのコーナー パンダ班
組合員のこえ
土いじり班 富松一寸豆
  育てます 野菜も花も 組合員も
 
尼崎医療生協が生協法施行55周年記念
兵庫知事表彰を受賞

2003年度兵庫県生協大会にて

 昨年10月の兵庫県生協大会で、尼崎医療生協を含む3つの生協が生協法施行55年周記念・知事表彰を受賞しました。これは、地域で県民の生命と健康・くらしを守る運動が認められたものです。

県民の健康を守るために県下の生協間で連携
 兵庫県生協連合会には8の医療生協と購買・職域・大学・共済など38の生協が加盟し、組合員301万人が組織されています。
 長引く不況のなか「小泉改革」の名のもとに社会保障の切捨て等がすすむ中、県民のくらしと生命・健康を守るために、連合会加盟の生協が協力しています。

表彰を機にさらなる発展を
 4万5千人の組織力を生かして尼崎医療生協の理念(理事会案)「組合員が主役の保健・医療・福祉サービスを推進し、地域住民の健康とくらしの向上に貢献します」にふさわしい活動・役割を今年も展開しましょう。
(専務理事 中川和彦)

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新しいつながりできた―生協強化月間(9〜10月)

 新しい班づくりと班会の定着を柱に、健康チェックと健診受診を地域に広めることを重点にすすめた生協強化月間―「小集会で健康チェック参加者に気軽に声をかけたら班ができた」「新班の班長さんが友達に健康チェックの話をして、もう一班できた」―新しいつながりで班が生まれています。健康チェック小集会でも新しい参加者が増え、仲間ふやしにつながりました。
 引き続き年間目標の達成に向けてがんばりましょう。
(組合員活動委員会)

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保健活動委員会・社保委員会
大腸がんキャンペーン 市民健診充実につなげる

市の担当者からも「医療生協にはよくやっていただいている」との声

 保健活動委員会・社保委員会は11月11日に尼崎市保健所で市の健診事業の充実のため、橋本健康増進課長らと懇談しました。
 私たちが昨年度3057人の大腸がん健診に取り組んで12人の早期がんを発見し、多くの方から喜ばれていること、その集計結果資料を渡して説明するとともに、市民健診やがん検診を多くの市民に受けてもらうために、市としての苦労や、私たち尼崎医療生協としてできることは何か、など意見交換を行いました。
 市から、市民健診は受診率目標50%に対し14年度は45・9%となっていること、大腸がん健診は9%の受診率にとどまっていることなどが報告され、受診率の向上をはかるため、学習会や健診結果を広げる活動が必要なことが話題になりました。
 今後も、市との懇談を進めていきます。

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医学対かわら版
『地域の中で育てよう!私達のお医者さん』



 さぁ、新年の幕開けです!医学対は今年もエンジン全開で張り切っていきます!!
 そこで、組合員の皆様にもお願いします。医学対は「私達の病院のお医者さんは私達の手で見つけよう・育てよう」を合い言葉に取り組んでいますが、文字通り組合員さんに医学生を育てて頂きたいのです。それは、健康チェックや班会などに参加する中で患者さんや組合員さんとじっくり話をし、地域で何が求められているのかを学生時代から知ることは大切な事だと考えているからです。そして、組合員さんがどんな思いで地域で活動しているのかということを1人でも多くの医学生に知ってもらいたいのです。
 今年も多くの学生が実習にやって来ますが『地域丸ごと・医学生も丸ごと健康づくり』に巻き込んで欲しいと思っています。
医学生担当 吉岡 諭子

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04新春特集組合員座談会
私と地域、医療生協でいきいきと

今年こそ、組合員の特典=健康づくりの仲間にはいりませんか?
今回の特集では、医療生協の活動をすすめている組合員の皆さんに、参加のきっかけや魅力について語っていただきました。
尼崎医療生協は、尼崎市の全地域を25の支部に分け、西宮市では今年、支部の立ち上げを目指します。
班は250を超え、健康チェックやサークル活動などに取り組んでいます。


医療生協に加入、活動のきっかけはいろいろ。
理事長 新年あけましておめでとうございます。
組合員の皆さん あけましておめでとうございます。
理事長 さっそくですが、みなさんが医療生協に関わられたきっかけをお話していただけたらと思います。
白 川 私の住む西宮の浜甲子園団地ではお年よりが増え、孤独死などが問題になっています。その中で医療生協の組合員と出会い、おととし加入し、昨年の4月から班長をやっています。医療生協の立場というのが地域の保健活動の一環だということで、非常にやりがいがあります。
広 岡 私は昨年、茨木から塚口に引っ越してきました。大阪では医療生協というのは、耳にしたことがなかったのですが、ハローワークで知りあった組合員の湊さんから医療生協でやっているパソコン教室(班会)に誘われ、それがきっかけで仲間に入れてもらいました。
井 上 私は、病院の近くに住んでいて組合員としては以前から加入していたのですが、活動にはあまり関わっていませんでした。
 5年前に「支部をつくるから」と頼まれて、それから副支部長をずっとさせていただいています。
奥田理事 難波・七松支部で理事をさせていただいております。以前から支部活動に関わってきましたが6年前に会社を定年になってから本腰を入れて活動しようと決意し理事を受けさせていただきました。



あなたの周りで医療生協の活動

理事長 さて、03年度の医療生協は「健康で安心、たすけあいのまちづくり」がテーマです、生活の場と医療生協の関わりをお話していただければと思います。
白 川 28年関わってきた自治会の活動だけでは、居住者一人ひとりの健康問題への取り組みに限界があると感じています。健康に暮らすためには、本人さんの自己管理も必要ですし、住民のネットワークも必要です。
 医療生協で宮城先生にきていただいた「ボケにならない暮らし方」の公開健康講座には居住者が75名も参加するなど健康への関心は非常に高いですね。
理事長 奥田さんは地域をまわっておられますがどうですか?
奥田理事 健診のおすすめで組合員一人ひとりを地図と名簿で訪問して「早期発見のために年に一回の健診は重要ですよ。組合員は自己負担なしでやってくれますよ」と呼びかけます。
 新しく加入した人には出資金通帳と組合員証を届け、「にじと健康を配ってくれませんか?」とお願いしたらお2人が引き受けてくれはった。
 組合員さんは、医療生協の活動に貢献したい、と言う気持ちを持ってはる。一人ひとりお話をすれば応えてくださるんですね。
白 川 にじと健康を届けるとき一声かける、それが、地域のネットワークづくりとなり、活動に参加してもらうきっかけになりますね。
井 上 組合員さんばっかり増やすだけではなく、班もつくらなあかんということで、血圧・体脂肪・尿・塩分など健康チェックをしています。参加した組合員さんも「いやぁ、よかったわ、ここに入っていて、こんなのしてもらえるのね」と喜んでくれましたよ。
広 岡 支部の取り組みでバスツアーにいきました。普段あまりお目にかかったことのない方とも、いろんなお話をしまして楽しかったです。
 同じマンションの方から「広岡さんいつも楽しそうにしてはるけど」と聞かれまして「医療生協のバスツアーでこんど高原ロッジにいくのよ」とゆうたら「私も一緒に連れてって」ということで、医療生協にも加入されて、よかったと思います。
理事長 以前の医療生協はどちらかというと患者さんが病院を利用し組合員になることが多かったのですが、最近は地域のつながりで組合員になって活動をすることが、大きな力になっていますね。
広 岡 私は、パソコン班会で医療生協に加入し、その中で組合員健診にも誘われて、それで初めて生協病院を利用したんです。
理事長 今取り組んでいる自宅で受ける大腸がんの検診も、地域のなかで近所の組合員さんから「あんたうけときいな」と声をかけられて、ふだん病院に来らない方も受けてみようという気になりますね。


病院の外ではじまる医療生協とのであい

理事長 みなさんいろんな形で医療生協に関わってこられていますが、ご自身はどんなふうに変わりましたか、また、まわり人たちからどのように見られていると感じてらっしゃいますか?
広 岡 友達もたくさんできとてもよかったと思っています。パソコンも教えたり、教えられたり。「教えていただいてありがとう」といわれたら、少しは役に立っているのね…と生きがいを感じます。
奥田理事 サラリーマン時代は会社と家との往復やったけども医療生協活動を通じて地域の人とも関われたことが大きな変化だと思う。自分の健康と同時に人びとが健康で過ごせるために少しでも役に立ったらええなぁ、という気持ちがだんだん強くなってきました。
 医療生協に関わっていたらボケようと思っていてもボケてられへんから最高です。
井 上 近所に知り合いがいっぱいできました。組合員さんが通りがけにはちょっと覗いて声をかけてくださる。少しは頼りにされているのかなぁと感じています。
白 川 保健講座を受け、活動に参加するなかで健康に対する意識がまた一段と高まりました。宮城先生のお話にもあったように「一人だけでは健康になれない」。周りの人と、一緒に健康になっていきたいですね。
 それと、通信教育の本の読みあわせは健康についての話で盛り上がり、中身が深まるのでいいです。


今年の抱負

理事長 最後に、今年の抱負をおねがいします。
広 岡 健康に関しての講演、健康チェックは、ありがたく医療生協の活動がわかりやすく伝わるので、地域に広めるよう支部に提案していこうと思います。
 社保講座で勉強した社会保障の歴史は、学校では教わらなかったこともあり、興味が持てました。
白 川 西宮の地域は支部がないので班づくりと支部化をめざしがんばっていきたいです。
井 上 運営委員さんづくりに苦労します。支部の運営委員4人で通信教育を勉強して「組織づくり」を身につけました。この間の班づくりなどもみんなが動いてくださって、支部の目標をやりきることができました。私もその中ですごく元気になりました。
 「私はできないわ」とおっしゃる方でも、運動する中で発展があるんだというところから出発したらいいわと思っています。
奥田理事 「医療生協はええことゆうてはるけど、私らはほったらかしやないか」という状態ではダメ。班をつくる取り組みで、健康の話題がひろがり「医療生協にいれてください」となるようにしたいと思っております。
理事長 医療生協の活動の楽しさが伝わり、まわりの方にも協力してもらえるんだということに勇気付けられました。きょうは本当にありがとうございました。
 今年も地域で楽しく健康づくりをすすめましょう。(おわり)

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にじのコーナー
パンダ班




 三味線と小唄のお稽古を毎月3回続けてかれこれ5年目になる東さんは、健康チェックの魅力を知って大庄北支部バスツアーの車中で「小唄のお稽古の後に、健康チェックをして班会にしませんか?」と三味線の増田先生にお願いしました。
 そして先月、初めて健康チェックを行いパンダ班が誕生。
 次回の班会では大腸がんの勉強を予定しています。
 東さんをはじめ8名の班員のみなさんは、生協に加入はしていましたが、班会などに参加するのは初めて!これから、いろいろなことを学ぼうと意欲満点です。
 90歳の野沢さんはこういっています。「ボケないために(笑)毎週来て、声を出して楽しんでいます。家族にも大事にしてもらい、今が一番の春。もっともっと生きたくて仕方がないんです。いつまでも健康であることが一番ですね」
 パンダ班の目標は「地域で一人ぼっちの人も誘って盛り上げること、定年退職して何かしたい人、お待ちしています」

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組合員のこえ

○散歩中、浜田商店街での健康チェックを受けました。二人の娘を連れていた私に「大変だろうけど今が一番充実したいい時期よ」と組合員さんが話しかけて下さいました。地域のふれあいの場でもあるのですね。
浜田・崇徳院支部 森口美都子

○今年初めて子宮がん健診を受けました。四十歳を過ぎて何となく体調の悪いときには、いらぬ心配をしていましたが、「異常なし」との結果にまた元気モリモリになりました。組合員なら安いのも嬉しかったです。
大庄北支部 宮久保 恭子
  ―ありがとうございます。今度は、ご家族で大腸がん健診をどうぞ

○「にじと健康」手配りボランティアの記事を拝見し、とてもありがたく思っています。いつも「にじと健康」楽しみにしています。
難波・七松支部 芝山佐和子

○血管年齢測定に初めて参加しました。日頃スポーツクラブに通い気をつけていたつもりでしたが、結果は実際よりも上に……水分の補給とウォーキングに心がけ、頑張って改善したいと思います。
南武庫支部 岸本 由美子

○班会オリジナルレシピ、参考にしています。夫は二十七歳なので、ひじきは少し油いためにして使ったり、キムチを入れたりして応用して食べやすくしています。
西宮市 柴田 美智代
  ―料理に専売特許はありません、どんどん工夫しましょう。(寺岡伸子)

○九州から転居してきて、こちらの様子が分かりませんので、「にじと健康」で地域の色んなことを知ることができそうです。伊丹市に医療生協がないのが残念です。
  ―お便り嬉しいのですが、名無しの権兵衛さん?あなたの名前を教えて下さいませ。

○高血圧で、生協病院にお世話になっています。「動脈硬化」についての東医師の八公さんとご隠居さんの談義を楽しく分かりやすく読ませていただきました。
伊丹市 万本 光恵
  ―リクエストがあれば、また登場します。(東一医師)

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土いじり班 富松一寸豆
育てます 野菜も花も 組合員も

 昨年誕生した富松・塚口支部の土いじり班では、地元名産「富松一寸豆」の栽培もはじめました。(ComCom1月号参照)
班での野菜・花づくりを通じて新しい組合員も増えています。



富松一寸豆豆知識

 富松一寸豆はソラマメの1種で、富松の土で育ち、豆が一寸と大きく、皮が柔らかく、美味ですが、連作ができないのが特色です。5月収穫された豆は富松神社にも奉納されます。
 宅地化が進む中で、困難はありますが一寸豆の保存に取り組むメンバーも新しい世代や富松に移り住んでこられた方も加わり、輪が広がっていくのが楽しみです。



瀬口家の

●一寸豆の甘煮●




〈材料とつくり方〉
1日目
 豆1升(約1・5kg)・タンサン45g・たっぷりの水を大きな鍋でよく混ぜ、一晩寝かす。
2日目
 落し蓋をし(蒸し器の中蓋がよい)重石をのせ、豆炭4個で3時間炊く。やわらかくなったら水道水を注いで洗う。
 落し蓋をとり砂糖700gと塩をパラパラと入れ、1時間弱火で豆を動かさないように炊く。
3日目
 良くさめてから器に移す。

〈大腸がんの予防に〉
 栄養的に近いと呼ばれる枝豆(畑の肉と呼ばれてる)に比べ脂質が少なく、ビタミンB2が多いのが一般のソラマメの特徴です。皮ごと食べられる一寸豆はさらに食物繊維が豊富にとれ、大腸がんの予防にもよいといえます。

1人分
(g)量
エネルギー
(KCal)
タンパク質
(g)
脂肪
(g)
せんい
(mg)
Ca
(mg)
Fe
(mg)

(豆は水にもどした状態)
50
50
3.7
0.3
5.8
14.4
0.03
砂糖  5
2
計  55
52
3.7
0.3
5.8
14.4
0.03

(尼崎医療生協病院 食養科 寺岡 伸子 管理栄養士)

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尼崎医療生活協同組合sitesince2001.1