2003年11月号

●支部主催の組合員健診・乳児健診・
 婦人科検診(乳がん・子宮がん)

●尼崎医療生協の理念
●どうみゃくこうか
 八公とご隠居談義

●訪問看護ステーション「くいせ」9月1日オープン
 小田南地域の医療・福祉ネットワークがいっそう広がります

●虹のコーナー
 班づくりで健康づくりみんなで筋トレ、寝たきり予防
                 
班づくり・班活動交流集会
 大庄東支部りんどう班 つづけて5年 塩ひかえめに
 ロン班 健康づくりに大活躍のロン君
 配るよろこび 〜1200人のにじと健康手配りボランティア〜
 社会(社会保障)平和委員会 高齢者から勇気もらった
            第17回日本高齢者大会の感想文より
 健診の語り部1 早期発見で耐えられる治療を
 潮支部 手配り工夫「にじと健康」
●組合員のこえ
●医学対のページ 研修医にインタビュー2
 発展途上国の僻地医療に参加

●ここでもう一度おさらい!? 「医学対」って何??
●わたしの一品 健康UP!
 班会オリジナルレシピ その4

支部主催の組合員健診・乳児健診・婦人科検診(乳がん・子宮がん)


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尼崎医療生協病院ホームページができました
http://www.amagasaki.coop/byouin/



どうみゃくこうか
八公とご隠居談義


 「血管年齢」って言葉をよく耳にするようになりました。実は、これ「動脈硬化」と関係が深いんです。そこで、今回は「動脈硬化」についての特集です。
(本文東 一医師)


尼崎医療生協病院 内科
東 一(ひがし はじめ)

動脈が硬いと丈夫?

 ご隠居、おいらのかかりつけのお医者さんのところに行ったら、『動脈硬化が進んでるね』と言われてね、『動脈が硬くなるんだったら、丈夫になっていいや』って答えたら、笑われちまったんですよ。





 お前さんも早とちりだね。お医者さんが『進んでる』って言ったら、悪いことに決まってるじゃないか。そこには何の病気でかかっているんだい。




 ええと、血圧が高い、血糖が高い、コレステ何とかが高い、太りすぎとかタバコを吸いすぎとか言われてるな。





歩く動脈硬化?


 驚いたな、歩く動脈硬化じゃないか。お前さんは動脈硬化の原因を全部持ってるよ。





 余計な御世話だい、動脈が硬くなってどこが悪いんだ。






 いいかい、動脈てのはもともとしなやかなゴムチューブみたいなもんだ。ところが高血圧や高血糖やコレステロールや肥満や喫煙があると、水道管の内側に水垢がこびりつくように動脈の内側にカスが溜まって硬くなって、血液の流れが悪くなる。だから血液を送ろうとして、血圧がますます上がる。すると…



 するってえと?




詰まる所が…


 脳の血管が詰まれば脳梗塞、脳の血管が破れれば脳出血。心臓の血管が詰まれば心筋梗塞。元気だから何もしなくていいと油断しているうちに発作が出るかもしれない…。だから動脈硬化を防ぐためには、さっき挙げた高血圧などをきちんと治療することが大事なんだ。お前さんは、薬を飲めばいいってもんじゃない。無芸大食、運動もせずタバコばっかり吸ってるからね、ヘルシーな生活にしないと、いくら薬を飲んでもダメだよ。


 動脈硬化の原因となる高血圧・高脂血症・糖尿病などを調べる組合員健診は、生協病院と各診療所で実施しています。日常の健康チェックと合わせて、年に1回は受けましょう。


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訪問看護ステーション「くいせ」9月1日オープン
小田南地域の医療・福祉ネットワークがいっそう広がります


 9月1日、小田南地域に「訪問看護ステーションくいせ」がオープンし、多くの利用者が生まれています。地域を挨拶にまわる中でも「東尼崎診療所が立派になった」という評価も多く聞かれ、医療生協への期待を感じているところです。地域に開かれた訪問看護ステーションを目指してがんばってまいりますので、どうぞよろしくお願い致します。
(塚本 文子 所長)



電話6483−4740
〒660−0812今福1丁目1-28杭瀬団地28号棟1階
杭瀬バス停よこの東尼崎仮診療所跡です



虹のコーナー
班づくりで健康づくり
みんなで筋トレ、寝たきり予防
班づくり・班活動交流集会

 9月23日インキュベーションセンターで開催された「班づくり・班活動交流集会」には170人が参加。午前中は日頃の班活動を交流する分散会、午後は「寝たきり予防の簡単筋トレ」の講演と実技で、班での継続した健康チェックと健診、生活習慣改善の重要性を実感しあいました。


筋トレ前後のストレッチを忘れずに



大庄東支部 りんどう班
つづけて5年 塩ひかえめに

 結成して5年目を迎えるりんどう班では、9名全員が尿塩分チェックでの塩分濃度を下げることができ、4年間で平均2g/lも減りました。

 当日、分散会で注目をあびた大庄東支部のりんどう班の経験をご紹介します。

 班員は近所の友人9名、皆さん仕事を持っているので年に8〜10回夜に班会を開催。
 全員が健康チェックを自分たちで実施し、医療や介護の学習を行っています。もちろん尿チェック・塩分チェックも欠かさず行っており、その成果も生まれています。また、ハイキングや忘年会、お食事会等の楽しい行事も行っています。
 5年間の継続で、皆の知識が豊富になり、健康改善に役立っています。一番のメリットは、班での組合員健診で、早期発見に結びつき、軽い手術で済み、現在元気に過ごしている仲間がいることです。





ロン班 健康づくりに大活躍のロン君

 体脂肪が気になる岩橋さんに「こまめに歩きましょう」と40年来のお付き合いの方が保健講座で学んだことをアドバイス。すると「リウマチがおさまっている間できる家事を見つけてやらなきゃ、と家の中でもじっとせずに、こまめに動いてるわよ」と岩橋さん。「歩くだけでなく、筋肉をつけると脂肪が燃えやすくなりますよ。筋肉をつける運動はしてますか?」と伺うと…「そう、ロン君のお散歩はいつもロン君との綱引きなの、おかげで足の筋肉が太くなりましたよ」このロン君はご近所の人気者で一人ぐらしのおばあちゃんは「ロン君と結婚するの」とヘルパーさんに語り、入院中にもベッドに写真を飾られるほどです。1人ぐらしのYさんKさんのお宅に慰問に行き好物のハムを頂くのがロン君の朝食です。初めての班会に「わざわざ、病院に行かなくても、来ていただいて健康チェックができるのがいいですね」との感想。「来月の班会で体脂肪が減っているといいですね」と「虹の健康手帳」をお渡ししました。


体脂肪を測っている枇榔(ひろ)さんは元ボクサー、今でも体脂肪率20%。ただし尿塩分チェックが15g/lなので塩分に注意


とっても賢く、人懐っこいコーギー種のロン君は岩橋さんの筋トレのパートナー。地域るごと健康づくりに一役買っています


配るよろこび
〜1200人のにじと健康手配りボランティア〜

親子2代で築く医療生協と読者の掛け橋



 西難波5丁目にお住まいの松下光雄さんからこんなお便りが届きました。

 にじと健康を配付させて頂いています。「ごくろうさんです、お宅が配って頂いているのですか?」といってくれて嬉しく喜んでいます。

 松下さんは現在78歳、夫婦でタバコ屋を営んでいます。松下さんは7部を、近くに住む娘さんも12部を親子二代で配付しています。「毎月発行になればいいなぁ」ともいっておられました。ごくろうさま、今後も頑張ってください。
(機関紙委員会 奥田 勝)

配付ボランティア募集
 「にじと健康」5〜15部を配っていただけるボランティアを募集しています。
 ご協力いただける方は機関紙委員会(井上)までご連絡ください。



社会(社会保障)平和委員会
高齢者から勇気もらった

第17回日本高齢者大会の感想文より

 毎年この大会はスケジュールがきつくなく楽しいので待ちわびていました。(船間幸子)
 静岡の高齢者の力強さあふれる歌声に迎えられ会場入り。「ぎんさん」の主治医の報告や年金問題の講演など大変ためになりました。(清水徳一)
 生き甲斐を持ってすごされる高齢者の話に、笑い、涙し、感動する会場の一人ひとりの顔は人生の苦労も忘れているよう。名前は高齢者大会ですが、孫の世代も参加し、若い人は高齢者から勇気を、高齢者は若い人から、新しい刺激と元気をもらった。(小林道子)
 分散会に参加して、私たちの支部でも高齢者の昼食会を4、5人からでも始めてみようと思いました。(山本雅子)



健診の語り部1
早期発見で耐えられる治療を


 昨年春先から空咳が続き、腰痛で悩まされていました。
 6月にナニワ診療所で受けた組合員健診で胸部レントゲンを撮り「肺にくもりがある」といわれました。
 生協病院のCTで船越先生に詳しく調べてもらいました。そして、県立塚口病院で肺がんと診断され、右肺の2分の1の切除された状態で1年経過しその間禁煙だけは実行していますが、CTは定期的に受け再発に気をつけております。
早期発見によって、高齢な自分でも耐えられる治療で済んだことは幸いです。


いまでは、にじと健康の配付や健診のおすすめ訪問などのボランティア活動で「年に一度は組合健診を受けよう」と組合員に呼びかける岡崎伊佐男さんです

医療生協の組合員健診では胸部レントゲン写真をレントゲン室で撮影していますので、巡回検診車による撮影と異なり実物大の写真が撮れます。

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あなたのまちのあなたの支部
潮支部
手配り工夫「にじと健康」

潮江1〜5丁目・久々知西町1〜2丁目
2003年9月  組合員世帯数 630世帯



 
潮支部は、「にじと健康」100%手配り(※)にこだわり、誰でも無理なく配れるように@配付の依頼は15部以内でA地図おとし(=配付先を色塗り)した配付用地図を準備し、ボランティアさんに配付協力を依頼しています。
 久々知西町など診療所から離れた地域にお住まいの方には支部長・理事が直接配付中です、今年中にボランティア体験希望者へ依頼できるように配付用地図を準備中。

健康づくりは自分の体調をデータで知ることから
 今年から第2木曜日にスーパーコア潮江、西側で始めた「まちかど健康チェック」では「健康づくりは自分の体調をデータで知ることから」と呼びかけています。
 体脂肪率と血圧測定が喜ばれ「健康管理をデータで」の呼びかけに質問がいっぱい。
 潮江診療所・訪問看護ステーションはるかぜの職員の協力を得て質問に答えながらのボランティア的な活動として続けております。

頼まれ上手の頼み下手
 10名のベテラン運営委員は頼まれ上手なのですが、頼み事が苦手のようです。にじと健康を読まれた皆さん、地域組合員の要求を知り、自分を生かすボランティア体験をとりあえず月に数時間やってみませんか?きっと何かを得ることができますよ。

潮支部 松本 正巳支部長

※尼崎市内の組合員22,200世帯中86%の19,200世帯にボランティアによる手配りができています。


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組合員のこえ およせいただいたおハガキの中から

○9月号の班会オリジナルレシピ。茶葉の成分を見てビックリ。煎茶より番茶の方がビタミンCが多いんですね。リサイクルの時代に体にも環境にもやさしいクッキーですね。
武庫之荘支部 山下 陽子

○班会で血圧・体脂肪・検尿などを皆さんに教えてもらったり、測ってもらったり、知らなかったお人とも知り合ったりで、わいわい楽しいひと時をおくらせて戴けるので喜んでおります。
大庄東支部 横山 佐喜子

○辛かった更年期の症状もおさまったのですが、骨粗鬆症が心配。医療費が家計を圧迫する現状。いつまでも健康であるよう、できることからやっていこうと思っています。
大阪市 山本さん(50歳)
―班会での骨密度チェックや骨粗鬆症ビデオの貸し出しも行っています。医療生協はできることからの助け合いをすすめています。
(組合員活動部 井上超)


機関紙委員会より
 次号は正月号でフルカラーとなります。組合員のみなさまの書画・手芸・写真・俳句・川柳の発表会にしたいと思います。作品をお寄せ下さい。
(しめきり12月1日)

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医学対のページ(※1)

研修医にインタビュー2
 発展途上国の僻地医療に参加


今回は、田村真希研修医にインタビューしました。

 学生時代に3年間NGO(※2)で途上国の僻地医療に関わる中で地域医療に興味をもち、そして「地域の中でいかにして医療のレベルを上げるか、という公衆衛生的な勉強をしたい」と考える一方「研究者としてでなく患者と直に接していきたい」と思いました。この両方を一緒に学べるところを探し、在学中に実習に来ていたことと、実家の近くだったこともあり、この病院に入職を決めました。

入職から半年の間、入院患者さんを受け持っての感想は…
 (診療所でなく)ずっと病院にいるので組合員活動と接する機会はありませんが、病院にいても診療所の情報が入ってくるので地域のことが見えてきます。
 医師や看護師の患者をみる目が「病気のことだけ」でなく、「地域に帰って行けるか」まで考えてみている点も今までに実習で行った他の病院と違うと実感しています。

病気をみることで経験をつけることができる
 私たち研修医は、知識として知っていても診たことのない病気がたくさんあります。それを患者さんの病気を診ることから経験として身につけることができます。

患者さんから、社会的なことを他人である私たちに教えてもらえる
 また、それ以上に社会的なことを、他人である私たちに教えてもらえることに感謝しています。
 私より年上の患者さんから病気のことだけでなく、人生のことなど人間模様を日々教えていただいています。


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ここでもう一度おさらい!?
 「医学対」って何??
   医学生担当※3 吉岡 諭子

 「医学対」とは医学生対策=後継者対策のこと。
 これまで『にじと健康』でご紹介してきましたように、「高校生1日医師体験」や「医学生実習」「全国医学生のつどい」などを通して医療生協の(医療)活動を1人でも多くの医学生に知ってもらい、将来地域医療を担う医師になっていけるよう育てていく活動です。


今年の夏は
 今年の夏は医学生委員(※4)の組合員さんにも「1日医師体験」のお手伝いを頂き「組合員さんから見た」病院を案内「患者さんの目から見てどういう医師になって欲しいか」ということなどを話していただきました。
 組合員さんと直接話ができるということは、参加学生にとっては本当にありがたいことなのです。

先月は…
 また、先月は1年目研修医・田村医師と旭川医大2年生の奨学生面談へ行ってきました。私たち医学生担当は毎月、奨学生に会うため全国各地へと飛び回っているのですが、時には医師にも同行していただいています。それは、そう!「医師の後継者対策は医師自らの手で…を合いことばに医学生へ「なぜ自分は民医連へ就職したのか」「将来はどんな医師になりたいのか」など、じっくりと時にはお酒を酌み交わしながら語り合うためです。

組合員の皆さまへ
 このようにして医学生担当は、地域に根ざした病院を少しでも知ってもらいたい!そして将来、一緒に働きたい!という一心で全国を駆け巡っています。

お知り合いの医学生を
ご紹介下さい。


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※1 医学対=後継者(医師)対策。
※2 NGO=非政府組織
※3 医学生担当=医学対の活動に専従する職員
※4 医学生委員=医学対の活動に関する委員会で職員と組合員からなる

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わたしの一品
健康UP! 班会オリジナルレシピ その4


動脈硬化は血管の老化です。納豆とひじきで血管びんびん

 今回のレシピは班員が全員30代という浜支部のCOCO(ココ)班からの紹介です。
 老化を100%止めることはできませんが、進行を遅らせることはできます。
 食品では食物繊維に注目しましょう。食物繊維は糖質やコレステロールの吸収を遅らせるので、食後の血糖の上昇を緩やかにする働きがあのです。そのうえ、食物繊維を多く含む野菜、海藻、きのこなどの食品はカロリーが少ないので、多少食べる量が多くなってもカロリーオバーになりにくく、おまけに、ビタミン、ミネラルが豊富で血管の老化防止に役立ちます。

機関紙委員会より
一人ぐらしで便利なメニューを募集中

1人分
(g)
エネルギー
(KCal)
タンパク質
(g)
脂 肪
(g)
繊 維
(mg)
カルシウム
(mg)
鉄分
(mg)
干しひじき
0.6
- 0.1 - 0.1 8.4 0.3
納  豆
20
40.0 3.3 2.0 10.5 18 0.7
タマネギ
15
5.3 0.2 - 0.1 2.0 0.1
カイワレ
10
1.9 0.2 - 0.1 14.0 0.1
にんじん
5
1.6 0.1 - 0.1 2.0 -
合 計 48.8 3.9 2.0 10.9 44.4 1.2



一人暮らしのあなたにも作れる
●血管びんびんサラダ●




<材料と下ごしらえ(4人分)>
A 干しひじき-----大さじ1
     さっと洗って、水にもどしておく
B タマネギ-------中サイズ1/4
     薄くスライスして、水にさらす
納  豆---------小2パック
カイワレ---------1/2パック
     根を取り、水洗いしておく
にんじん---------小1/4
     薄切りにして千切り
ポン酢でお召し上がれ

《つくりかた》
1.AとBは水切りして、絞っておくA材料を全部合わせザックリまぜる。

監修:尼崎医療生協病院 食養科
   寺岡 伸子 管理栄養士

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